77回
自社で活躍する人材を見極めるために
活躍社員のテスト結果の傾向から策定する「採用基準づくり」
「面接で良い評価だったのに、入社後のパフォーマンスがなかなか上がらない」「入社3か月で早期離職してしまった」など、入社後の活躍・定着に関するお悩みは尽きません。今回は、適性検査の結果を用いた「テスト結果分析」の活用メリットと採用基準づくりへの活用法をご紹介します。
「タレントアナリティクス」無料トライアルはこちらから
無料トライアルご希望の方はこちらよりお申込みください
詳細・お申し込みはこちら
1.活躍可能性の高い社員が発見しやすくなる
入社後に活躍可能性の高い人物を採用するには、現在活躍している社員と同様の特性・傾向を持つ応募者を見極め、採用することが近道です。
現在、活躍している社員の傾向を把握することで、同じ傾向を持つ応募者を見極めることができるようになります。
2.管理職の選抜・職種別の選考にも活用できる
管理職と一般社員との比較を行うことで、管理職の傾向が把握できます。管理職に向いている社員を発見し、管理職候補として育成・抜擢対象とするなど、管理職抜擢時に活用できます。
また、営業職と事務職との比較など、職種別の比較を行うことで、それぞれの職種適性を持った人材の採用にも活用することができます。
3.離職リスクの低い応募者を見つけやすくなる
優秀なスキルを持った人材が採用できても、会社や組織の風土に馴染めなければ、心身に不調を抱えてしまう可能性があります。
テスト結果分析の結果から会社・組織全体の風土を把握することで、入社後に活躍・定着する可能性のある応募者かどうかを見極めることができるようになります。
「テスト結果分析」の実施と採用基準づくりへの活用法
では実際にテスト結果を分析していくステップをご紹介します。あくまで一例となりますので、自社の体制をふまえて分析を進めていきましょう。
- 1. 分析対象者の選定と分類
- まずは分析を行う対象者の選定と分類を行います。
活躍している社員の傾向を知りたい場合は、活躍している社員と伸び悩んでいる社員を選定し、グループ分けを行います。
その他にも、「管理職と一般社員」「職種別」「役職別」「勤続年数別」「退職者」など、自社の課題や目的にあわせて、分析を進めましょう。
- 2. 分析対象者の適性検査結果の分析
- 分析対象者の選定が完了したら、対象者に適性検査を実施し、テスト結果を分析します。それぞれの結果を数値やグラフでわかりやすく表記し、グループ間で比較を行います。
比較するグループ間で大きな差がある項目、統計的に有意差があると示されている項目に着目するようにします。
- 3. 分析結果をもとにした採用基準づくり
- 分析結果をもとに採用基準づくりを行います。
活躍可能性の高い社員の採用基準を作る場合、現在活躍している社員と伸び悩んでいる社員との傾向を比較し、明確に差があると認められる項目を3、4項目選定後、選考基準として設定します。
設定した基準は、採用活動の中で都度振り返り、見直していきましょう。立てた採用基準が厳しすぎる場合、採用目標の達成が難しくなってしまうため、採用したい人数とのバランスをうまくとっていく必要があります。
立てた基準は都度見直して見極めの精度を高め、ブラッシュアップしていきましょう。
ポイント
- 事業フェーズや採用の目的によっては、社内にいる人材の傾向を分析するより、社内にいない人材の傾向を分析したほうがいい場合があります。その場合は、全社員へ適性検査の受検を行ない、その結果をもとに「自社に必要な人材を定義」することをおすすめします。
「タレントアナリティクス」無料トライアルはこちらから
無料トライアルご希望の方はこちらよりお申込みください
詳細・お申し込みはこちら
エン・ジャパンがおすすめする適性テストはコレ!
活躍できる「人財」を発見する。見極める TALENT ANALYTICS
導入企業21,000社以上。分かりやすい結果表示と短い検査時間で、採用担当者の手間を軽減。活躍人材の見極めはもちろん、「受検者本人に返却できる適性テスト」です。
ここまでお話ししてきた適性検査を用いた社員の傾向分析や、経営層・管理職が求める人材をどう言語化・定義するかについて、エン・ジャパンではたくさんの企業事例があります。お気軽にエンの担当営業、またはテスト事務局までお問い合わせください。
また、その他の適性検査の活用法に関するWebセミナーも随時開催しております。 無料でご参加いただけますので、ぜひご参加をお待ちしています。
https://lp.on-board.io/webinar2020.html
活躍・定着のためのお役立ち資料ダウンロードはこちら
https://lp.on-board.io/discoverhr_download_page.html
エン・ジャパンの支援実績事例はこちら
https://discoverhr.en-japan.com/case/