事例紹介│研修受講率98％　行動が変わるeラーニング活用法とは

業種：医療機器の輸入販売
従業員数：150名

全国各地で営業活動を行なっている同社。中途採用の比率が高く、従業員のスキルがバラバラ。人材育成に力を入れたいという方針があるものの、物理的な距離の制約があった。

また、直行・直帰で働く営業や、育児中など時短勤務者も多く、時間的な制約も課題。

今後の事業拡大を見据えて、従業員全体のスキルアップが必要だが、物理的・時間的な制約の中で実現できる研修制度の構築と運用を求められていた。

• 中途採用比率が高く、従業員のスキルがバラバラ
• 拠点が離れているため、物理的な制約あり
• 直行直帰で働く営業や、子育て中など時間的な制約あり

オンラインでスキマ時間に学習できるエンカレッジを導入
個人のスキルにあわせた講座選択を支援する受講計画を立案

社員が全国各地にいること、雇用形態や就業時間が異なる社員が多いことをふまえ、オンライン型の研修サービス「エンカレッジ」を導入。講座はチャプター毎にわかれているため、スキマ時間に受講が可能となった。

そして忙しい社員も受講するように、「なぜ受講する必要があるのか」目的を伝えることを意識したオリエンテーションを実施。「強制的にやらされている」と感じないように、まずは個人の考え方・スキルを可視化する「キャリアセレクタビリティテスト」を導入。

社員が自分の強み・弱みを把握した上で、必要な講座を選べる「任意講座」と、役職にあわせた「必須講座」をバランスよく設計。受講期限を設定し、受講が円滑に進むよう仕組みとサポート体制を整えた。

また受講後には、1）学んだ内容と業務に活かせること、2）会社に対する提案　を「KAIZENシート」に記入させ、行動目標への落とし込みと会社に対する提案を同時に実現。

全社員の受講率98％、学ぶだけでなく行動変容につながる

スキマ時間に受けやすい講座、そして受講目的の共有や個人にあわせた講座設計などが功を奏し、導入開始から3か月間で講座受講率98％という非常に高い成果を創出。

また、「KAIZENシート」で学びを業務に落とし込み、それを実際に行動に移して成果を上げる社員が出てきた。社員から会社に対する意見も幹部会議で取り上げられ、より働きやすい組織風土になるよう改善案が出され、施策を進めている。

今回は全国に拠点を持ち、多様な働き方を認める企業のエンカレッジ導入事例をご紹介いたしました。

エン・ジャパンは創業時から、採用だけでなく「入社後活躍」に関するサービスを開発・提供してきました。事業環境の変化が激しい昨今では、採用だけでなく入社後の活躍・定着のための支援は重要性を増しています。

こうした課題を解決してきた当社では、社員教育に関する導入・活用・成果事例がございます。「教育体系を見直したい」「人材育成に課題を感じている」などお悩みやご相談がございましたら、ぜひエン・ジャパンまでお問い合わせください。