人事・採用・労務情報TOP
会員登録のご案内
ログインはこちら
事務局へのご連絡はこちら
0120 - 953654
平日10:00~18:00
1ブラボー
0イマイチ
評価リンケージ型社員教育サービス
「エンカレッジ」レポート
vol.56
社員に必要な講座が揃っているか判断できない、というお悩みを解消!
仕事に求められる能力を体系化した「カッツ・モデル」とは

社員教育の導入を検討する際の判断基準として、「社員に必要な能力が身につく講座が揃っているか」ということはとても重要です。

講座数は多いけど「実際に導入してみたら必要な講座がなかった…」、「管理職や役職を育成するにあたって欲しい講座が不足していた…」というお悩みを伺うこともあります。

今回は社員に必要な能力を身につけるための講座を把握できる「カッツ・モデル」についてご紹介します。

売上アップ・コスト削減・定着率改善など
導入成功事例も多数!
エンカレッジの資料・活用成功事例を
ご希望の方はこちらよりお申込ください。
エンカレッジの資料請求はこちら
「カッツ・モデル」とは
「カッツ・モデル」とは、アメリカの経済学者ロバート・L・カッツ氏が提唱した考え方で、管理職に求められる能力を体系化したものです。

カッツ氏は優秀な管理者に対する調査研究に関し、それまで性格や素質などの人物面で語られることが多かった時代の中、「能力」に着目して分析を行い、論文を発表しました。

能力に関して業務遂行能力の「テクニカルスキル」、対人関係能力の「ヒューマンスキル」、概念化能力の「コンセプチュアルスキル」の3つに分類し、役職も経営層・幹部層・リーダー層の3つに分け、それぞれの役割・立場でどのスキルが求められるかを体系化しました。

論文が発表された当時は生産現場での作業を行う「ブルーワーカー」と、管理者としての業務を行う「ホワイトカラー」に分かれており、それぞれ求められる能力も異なっていました。そのため、カッツ・モデルは管理者であるホワイトカラーを対象としたモデルとして発表されました。

その後、生産現場の自動化が進み、さらにIT技術の発達などにより、ホワイトカラーの業務を行う人が増え、管理者と同様の能力を求められる様になりました。

それに伴い若手社員から中堅社員、上位役職者に至るまでそれぞれの役職・階級に求められる能力を身につけるためのモデルとして、カッツ・モデルは幅広く活用されています。
「カッツ・モデル」の3つの能力
カッツ氏は管理者に求められる能力として、以下の3つの能力に分類しました。
  • 1テクニカルスキル(業務遂行能力)
  • 2ヒューマンスキル(対人関係能力)
  • 3コンセプチュアルスキル(概念化能力)
「テクニカルスキル」とは、定型業務などの特定の業務を遂行するために必要な能力です。

パソコンスキルや会計の知識、プログラミングスキル、業界に関する知識など、仕事内容により、求められるテクニカルスキルは異なります。

3つのスキルの中で最も具体的で身近に感じられ、身につけることでできることが増え、すぐに成長を実感することができるものです。
「ヒューマンスキル」とは、他の人との円滑な関係を構築し、維持する能力のこと。

他のメンバーとの信頼関係を築く能力やチームの関係性を深める能力、リーダーシップ、クライアントとの交渉力やプレゼンテーション力なども含まれます。

ヒューマンスキルはトップマネジメント層から新任管理職、若手社員に至るまで、共通して求められる能力です。
「コンセプチュアルスキル」とは、複雑な物事を概念化し、本質を見極める能力のこと。

ロジカルシンキングや論理的に表現する能力、物事を多面的に観察したり、俯瞰してみたりする能力、問題を発見する能力などがあります。

チームが抱える問題の解決や、組織が進むべき方向を示すため、経験や知識、情報などをもとに物事の本質を見極め、複雑なことをわかりやすく表現し、伝えていくために必要な能力であるため、上級管理職になるほど強く求められる能力です。
■エンカレッジオンラインは「カッツ・モデル」をもとに講座を体系化
エンカレッジオンラインの講座はカッツ・モデルの「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」に加え、仕事に求められる考え方や価値観を身につける「マインド」に分類し講座を体系化しています。

入社年次や役職、立場にあわせて、必要な講座を選んで受講し、仕事に生かしていただく事ができます。
  • 【マインド】
    • ●「社会人に求められる考え方 ~デキるビジネスパーソンの共通点~」
      プロとして自分が行う仕事の成果・品質に責任を負うスタンスを学ぶ講座です。
    • ●「仕事に必要な利他の考え方」
      厳しいビジネス環境下で求められる「世の為人の為」という“利他”の考え方について学びます。
  • 【テクニカルスキル】
    • ●「タイムマネジメント ~成果をあげるための時間と業務の管理術~」
      個人・組織の双方の視点でタイムマネジメントを考え、生産性向上に役立てる講座です。
    • ●「はじめて見る決算書 ~売上・費用・利益の見方と仕事への活かし方~」
      P/LとB/Sを中心に企業の健康状態を知るための決算書の見方を学びます。
    • ●「管理職の基本業務 ~まずはおさえるべき8つのタスク~」
      管理職として高い生産性を保つため、管理職が担うべき管理業務をまとめました。
  • 【ヒューマンスキル】
    • ●「ビジネスコミュニケーションの基本 ~率直に伝えて信頼関係をつくるための技術~」
      仕事において気持ちを率直に伝えることの必要性、そのポイント・方法を学びます。
    • ●「タイプ別!上司との上手な接し方 ~仕事をうまく進めるためのコツ~」
      上司の行動傾向を4つのタイプに分類し、タイプ別の接し方を学びます。
    • ●「部下・後輩指導に必要な2つの指導スタイル ~目標達成機能と集団維持機能のポイント~」
      その人材育成力を高めるために、PM理論を用い効果的な部下指導方法を考えます。
  • 【コンセプチュアルスキル】
    • ●「理念の浸透と管理職の役割 ~組織をあるべき姿に導くために~」
      理念浸透の意義から、具体的な浸透方法、他社事例などから自社の理念浸透のあり方を考えます。
    • ●「個別ノウハウを標準化するヒント ~デキる部下のみに依存しない仕組みづくり~」
      優秀な部下が持つ能力や業務を標準化するヒントを学びます。
    • ●「幹部社員に求められるスタンス ~経営判断に不可欠な現場情報の伝達~」
      幹部社員向けに経営者の経営判断を支援することの重要性について考えます。
受講いただく社員の役職や立場、今後身につけて欲しい能力に合わせてカリキュラムを組み、講座を受講して、仕事で実践いただくことで、効率的にビジネススキルを高めていただくことができます。
まとめ
今回は、仕事に求められる能力を体系化した「カッツ・モデル」をご紹介しました。

社員教育の導入を検討する上で、提供されている講座をカッツ・モデル上に置き換えた時、自社の社員育成に必要な講座が揃っているかどうかを判断することなどに活用していただけます。

カッツ・モデルは、発表当時は管理職向けのものでしたが、技術の進化や社会の発展、業務の高度化・複雑化に伴い、若手社員のうちにも適用することが求められるようになっています。

また、先の見えない時代において、いち早く能力を身に着けて成果を上げ、能力を高めていく上で、どのようなスキルを身に着けていく必要があるか、というキャリアの道標としても活用できます。

エン・ジャパンでは様々な会社での導入・活用・成果事例がございます。自社で導入される際に適した講座選択や実践事例など、気になる内容がありましたら担当営業やエンカレッジ事務局にお問い合わせください。
入社者の受入体制の改善により
早期離職の防止、活躍・定着促進につながります!
売上アップ・コスト削減・定着率改善など導入成功事例も多数!
エンカレッジの資料請求はこちら
社員が変わる。現場が変わる。-評価リンケージ型社員教育サービス
エンカレッジは、エン・ジャパン独自の「いかなる環境・境遇におかれても活躍できる人材」への成長を促す、評価リンケージ(=連動)型社員教育サービスです。
Point 1スタート時の目的共有、動機づけ
キャリアセレクタビリティ®研修では、キャリアセレクタビリティ®のセルフチェックテストやグループワークを通して、短期・中長期の行動計画、受講計画を作成することで、より主体的に講座の受講に臨むことができます。
実施を通じて、従来の教育では疎かにされてきた研修前後(事前診断・準備/研修後フォロー)の取り組みを充実させ、社員の行動変革を促進します。
キャリアセレクタビリティ®=「キャリアの自己選択力®
「プロとしていかなる環境や境遇に置かれても、どこでも活躍できる人材」の考え方・能力を、エン・ジャパンが独自に定義したもの。
Point 2全社員が継続して学びを築ける、安心・満足のサービス!
  • 選べるコンテンツ
    さまざまな役職や職種に適したテーマを設定。
    経営者・管理職・若手社員まで、幅広い階層に対応しており、考え方・能力の種類に応じた多様な講座ラインナップをご用意しています。
  • 働き方にあわせた受講スタイル
    通学講座とオンライン講座の2種類の受講スタイルを用意しています。
    社員の働き方にあわせて、ご選択ください。
  • 人と組織の変化を促す『KAIZENシート』
    講座の受講時には、必ず各講座内容に沿った「社員の自己改善のための行動計画」および「組織・会社への改善アイディア」の記入までを行います。
    これにより、社員のキャリアセレクタビリティ®の向上と、組織の活性化を促進します。
Point 3企業の採用力アップにも貢献!
採用HPや求人サイトでエンカレッジについて紹介することで、充実した自社の人材育成の取り組みをアピールすることができます。
エンカレッジは、20万人以上の受講者の方から、
95.3%という高い満足度を頂いています。
売上アップ・コスト削減・定着率改善など
導入成功事例も多数!
エンカレッジの資料・活用成功事例をご希望の方は
こちらよりお申込ください。
エンカレッジの資料請求はこちら
このコーナーのその他の記事
エン・ジャパンからのお知らせ
【エン転職】6年連続!利用者満足度No.1!
オリコン顧客満足度調査!6年連続!満足度No.1の転職サイトに選ばれました!
2023.12.1
「職種×スキル別給与相場」資料をダウンロード!
12 職種の給与相場とスキルの相関をまとめました 。貴社の採用活動にお役立てください。
2023.5.24
ソーシャルインパクト採用プロジェクト
社会的なインパクトが特に大きい人材採用「ソーシャルインパクト採用」を支援するプロジェクトです。
2022.11.1
最新版の「雇用契約書」を無料ダウンロード!
正社員雇用契約用の書類フォーマット。法律上、雇用上のトラブル回避するための重要書類をご活用ください!
2022.1.13
求人・応募数・入社数も公開!エン転職の採用成功事例
職種・業種・エリア別に事例が検索可能!実際にエン転職に掲載された求人と、その応募数・入社数まで公開!
2022.7.31
「仕事価値観」と「どこでも通用する力」
PDF資料全文「無料」公開中!閲覧はこちらから!
2022.1.9
【iroots】優秀学生が集まる新卒スカウト
上位校比率70%!起業、長期インターン、団体立ち上げ、留学経験者多数登録。エンジニアやDX人材も。
2022.9.12
40万社が使ってる!求人出すなら『engage』
採用HP・求人掲載が無料。採用を0円で。
2022.5.27
【ASHIATO】一周年で導入企業300社突破
貴社にフィットする人材の採用をサポートするエン・ジャパンの新しいリファレンスチェックサービスです。
2022.6.2
離職防止ツール『HR OnBoard』無償提供!
エン転職経由の入社者を対象に、社員の離職リスク可視化ツール『HR OnBoard』の無償提供を開始!
2022.1.20
採用工数、歩留まりの改善なら【RPM】
連携求人媒体実績400以上!採用業務を一元管理。事例多数!採用工数80%削減・採用率35%UPなど
2023.2.17
会員登録(無料) ログイン