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「副業・兼業」について
アンケート実施期間
2024年4月17日(水)
2024年5月14日(火)
有効回答数
321名
社員の副業・兼業を「認めている」企業、5年前との比較で24%→46%に大幅増。
副業・兼業者を「受け入れている」企業18%「人出不足・ハイスキル人材確保」に有効の声、多数。

今回は、「副業・兼業」について伺いました。

自社において社員の副業・兼業を「認めている(「一部認めている」含む)」と回答した企業は46%。5年前の2019年に実施した同調査では24%であり、副業・兼業を「認めている」企業が倍近くまで増加しました。

コロナ禍に起きた企業の業績低下、コロナ後の物価高騰、円安など、労働者の収入不安が騒がれ続けた5年間を経て、多くの企業が「社員の収入増」を目的に副業・兼業を容認してきたことが見て取れます。

一方、社外からの副業・兼業者を「受け入れている」と回答した企業は18%。自社社員の副業容認と比較すると少ないものの、フリーコメントでは副業・兼業者を受け入れることで「慢性的な人材不足の解消」「ハイスキル人材の確保」に繋がるという声が散見されました。

特に、「仕事に必要な高いスキルを有する人が採用できない」場合、副業・兼業者で確保するという流れは、今後加速していきそうです。他にも、副業・兼業を容認して良かったこと、困ったこと、今後の方針に関してご意見を伺っています。ぜひご参照ください。

01
現在、社員の副業・兼業を認めていますか?
従業員規模別
設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
業種別
02
Q1 で副業・兼業を容認していると回答した企業に伺います。
社員の副業・兼業を認めている理由を教えてください。
「その他」と回答された方のコメントより
  • 家業との両立(兼業農家など)。(メーカー/100~299名)
  • 認めているというより、禁止はしていない。(流通・小売関連/50~99名)
03
Q1 で副業・兼業を容認していると回答した企業に伺います。
副業・兼業を認めたことで、良かったことはありますか?
「その他」と回答された方のコメントより
  • 定年再雇用者のモチベーション向上。(一般財団法人/100~299名)
  • 社内への不満が減った。(サービス関連/100~299名)
具体的に、副業・兼業を認めて良かったエピソードを教えてください。
  • 他の会社を見ることで、働いている会社の良さを認識してもらえた。(サービス関連/100~299名)
  • 製造現場の一般職に限って、申請の上で兼業を認めているが、他業種(飲食業の接客や洗い場、旅館・ホテルなどの清掃や客室管理など)を経験することで、今までよりも手際が良くなる、効率的な作業手順を意識する、礼儀作法を覚え言葉遣いが良くなる、などの事例が見受けられた。(メーカー/100~299名)
  • 優秀者採用にあたり入社時の条件であったが、薬剤師資格を活かした調剤業務であり社会貢献性が高いと判断した。当該社員のモチベーション向上、口コミによる企業イメージ向上に寄与した。(CRO/300~999名)
  • 社員の副業によって顧客サイドの状況の解像度が上がった。(IT・情報処理・インターネット関連/10~29名)
04
Q1 で副業・兼業を容認していると回答した企業に伺います。
副業・兼業を認めたことで、困ったことはありますか?
「その他」と回答された方のコメントより
  • 交通事故に遭った。(人材関連/100~299名)
  • 就業規則に定めたのみで、実際に従業員からの希望は無し。(サービス関連/1~9名)
具体的に、副業・兼業を認めて困ったエピソードを教えてください。
  • 月~金の通常勤務以外に、夜間や土日も働くことで疲労がたまり、今までよりも病気をしやすくなったり、日中の集中力に欠けるようになったりするなどの弊害が出た。(メーカー/100~299名)
  • 競業避止義務は必要としたが、それを証明する書面として副業内容の説明を求めるのにどういった資料を提出させるべきか難しい。具体的に聞きたいがプライバシーなどもあり突っ込みにくい。(不動産・建設関連/10~29名)
  • アルバイト・パートの掛け持ちの場合はある。その場合、先方のシフトが優先になると困る。(サービス関連/30~49名)
  • 同業での副業の場合、給料よりも単価が高くなり個人受注となり売上減少に繋がる可能性がある。(映像制作/50~99名)
05
Q1で「禁止している」と回答した方にお伺いします。
副業・兼業を禁止する理由を教えてください。
「その他」と回答された方のコメントより
  • コロナ時はOKだったが、今は禁止。(人材関連/300~999名)
  • ドライバーの場合、睡眠不足による事故のリスクが増えてしまう等の問題がある。(運輸・倉庫業/300~999名)
06
今後、貴社での副業・兼業に対する方針について教えてください。
従業員規模別
業種別
「その他」と回答された方のコメントより
  • 正直禁止とはいえ、一部の社員の副業話は耳に入ってきているので要検討事項ではある。(流通・小売関連/100~299名)
  • 認めているが、積極的に推進しているわけではない。(メーカー/100~299名)
また、上記の回答について、理由を教えてください。
「すでに認めており、今後も積極的に推進する」と回答した方の理由
  • 副業・兼業を認めることで、デメリットよりもメリットの方が上回っていると感じているため。(引き続き従業員の健康管理には十分注意を払っていく…というのが大前提でございます)(サービス関連/300~999名)
「認めているが、今後も一部の社員に限る」「認めているが、条件を厳格化しようか検討中」「認めているが、止めようか検討中」と回答した方の理由
  • 本業が疎かにならない条件でOKしているので、認めた社員以外だと疎かになる可能性が極めて高いので、見極めて承認していくと思ってます。(サービス関連/10~29名)
  • 新入社員が副業に力を入れて本業がおろそかになっているから。(メーカー/10~29名)
「これから認めるか検討する」と回答した方の理由
  • 短時間労働者やパート社員については考慮する余地を感じる。(IT・情報処理・インターネット関連/50~99名)
  • 今後の世の中の流れを考慮すると副業・兼業を認めていかないと弊社の魅力に繋がらないと考えています。(不動産・建設関連/50~99名)
  • 従業員より一部希望者が発生したため。(流通・小売関連/1000名以上)
「今後も認める予定はない」と回答した方の理由
  • 全くそういった話はでていない。なんせ本業が忙しいので、肉体的にも精神的にも、副業する余裕がないと思います。(不動産・建設関連/1~9名)
  • 経営陣の思考が硬直しているため。(広告・出版・マスコミ関連/50~99名)
「わからない」「その他」と回答した方の理由
  • 当社のような中小企業の社員の高齢化と新規人材の確保は年々厳しくなることが予想され人手不足解消の一つとして将来的に検討する必要はあるように思う。(卸売業/50~99名)
07
現在、社外から副業・兼業で働く人を受け入れていますか?
従業員規模別
業種別
08
Q7で「受け入れている」と回答した方にお伺いします。
副業・兼業で働く人を受け入れている理由を教えてください。
「その他」と回答された方のコメントより
  • パートさんの生活のためには致し方ないから。(サービス関連/10~29名)
  • 同業者でその人のスキルアップを兼ねて。(社会保険労務士業/1~9名)
09
副業・兼業人材の受け入れによって得られたメリットがあれば教えてください。
  • 人手不足の解消、自社に足りない知識の部分の補完ができることなどです。(サービス関連/300~999名)
  • 必要な部分のみ働いてくれているため、人件費の無駄がない。(IT・情報処理・インターネット関連/1~9名)
  • 副業の方は目的がはっきりしており、急な休みや退職が少なく業務上大きな助けになる。反面、本業の労働時間が掴みづらくオーバーワークの可能性を否定できない部分があり、現在アンケート調査を行っている。(流通・小売関連/100~299名)
  • 応募母数の確保。(人材関連/50~99名)
  • 専門性の高い業務になるとより副業や兼業をされている方が多い印象で、スキルが高いメリットがある。(IT・情報処理・インターネット関連/10~29名)
  • 兵庫県在住で、Webデザイナーの高い能力を持った方が、リモートでパート勤務いただいている。高いパフォーマンスを発揮してくれています。(メーカー/50~99名)
  • 中小企業は慢性的な人手不足となっており、人材確保の為に副業可として裾野を広げることが目的となります。そちらにより幅広い人材の確保、流出阻止に繋がりました。(税理士業/1~9名)
  • 転職を考えている人の選択肢が少しでも広がっていればと思います。その中で弊社の求人が目に留まれば良いという認識です。(工作機械設計業務/10~29名)