人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「女性の活躍推進」について伺いました。
女性社員の活躍推進に「取り組んでいる」企業は全体の41%。3年前に実施した同様の調査と比較して12ポイント低下する結果になりました。
女性活躍に関して情報公表の義務のある企業別に見ると、「301名以上の企業」では「取り組んでいる」と回答した企業は71%。義務のない「300名以下の企業」は34%に留まり、全体の取り組み実施割合を下げる要因になっていることがわかります。
取り組みを実施する理由は「現在活躍している女性社員が優秀だったから」が63%と最多。次いで「女性社員が望んでいるから」「世の中の流れだから」が共に39%となっています。
女性活躍の推進に対して、企業が感じている課題は、「社内にロールモデルがいない(少ない)」「女性社員の意識」を挙げる企業が多く、「管理職以上の昇格を望まない」女性社員へのコメントも散見されました。
最後に「女性の活躍が企業業績に影響するか」を伺いました。「影響する」と回答した企業は約5割。「男性社会の業界で、女性が活躍することで今までとは違うアプローチが可能」というコメントや「女性を意識しすぎず、性別を問わず活躍できることが大事」など、様々な意見を頂戴しました。ぜひ、ご参考ください。