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女性の活躍推進について(2021年版)

アンケート実施期間
2021年2月3日(水)
2021年3月9日(火)
有効回答数
415名
女性活躍推進に取り組む「301名以上の企業」71%。一方「300名以下の企業」
34%に留まる。「ロールモデルがいない」「女性社員の意識」に悩む声多数。

今回は、「女性の活躍推進」について伺いました。

女性社員の活躍推進に「取り組んでいる」企業は全体の41%。3年前に実施した同様の調査と比較して12ポイント低下する結果になりました。

女性活躍に関して情報公表の義務のある企業別に見ると、「301名以上の企業」では「取り組んでいる」と回答した企業は71%。義務のない「300名以下の企業」34%に留まり、全体の取り組み実施割合を下げる要因になっていることがわかります。

取り組みを実施する理由は「現在活躍している女性社員が優秀だったから」63%と最多。次いで「女性社員が望んでいるから」「世の中の流れだから」が共に39%となっています。

女性活躍の推進に対して、企業が感じている課題は、「社内にロールモデルがいない(少ない)」「女性社員の意識」を挙げる企業が多く、「管理職以上の昇格を望まない」女性社員へのコメントも散見されました。

最後に「女性の活躍が企業業績に影響するか」を伺いました。「影響する」と回答した企業は約5割「男性社会の業界で、女性が活躍することで今までとは違うアプローチが可能」というコメントや「女性を意識しすぎず、性別を問わず活躍できることが大事」など、様々な意見を頂戴しました。ぜひ、ご参考ください。

01
政府が掲げた「指導的地位に占める女性の割合を30%程度」に上昇させる目標の達成年限が、「2020年」から「2030年までの可能な限り早期」まで先送りされたことをご存知ですか?
02
貴社では女性社員の活躍・定着に取り組んでいますか?
全体
300名以下の企業
301名以上の企業
03
Q2 で「取り組んでいる」と回答した方にお伺いします。
どのような取り組みをされていますか?(複数回答可)
「その他」と回答された方のコメントより
  • 女性起業家の育成。(IT・情報処理・インターネット関連/1~10名)
  • 有期雇用契約から正社員への登用。(メーカー/11~30名)
  • 育児手当の改革。(メーカー/301~1000名)
04
Q2 で「取り組んでいる」と回答した方にお伺いします。
貴社が女性社員の活躍・定着に取り組んでいるのは、どのような理由からですか?複数選択可
「その他」と回答された方のコメントより
  • SDGsの国際基準だから。(IT・情報処理・インターネット関連/1~10名)
  • 女性が多い職場であるから。(金融関連/1001名以上)
  • 社内人材の多様化を図りたいため。(メーカー/101~300名)
05
Q2 で「取り組んでいない」と回答した方にお伺いします。
昨年(2020年)貴社が女性社員の活躍・定着に取り組んでいないのは、どのような理由からですか?複数選択可
「その他」と回答された方のコメントより
  • 業界・会社が男性社会だから。(商社/51~100名)
  • そもそも人事評価制度が不透明。高齢層にジェンダーレスの意識が無い。(メーカー/51~100名)
  • 従業員の7割程度女性のため、すでに活躍している。(サービス関連/101~300名)
06
女性社員の活躍推進に対して、課題と感じられることはありますか?複数選択可
「その他」と回答された方のコメントより
  • 産休、育休時の代替要員の確保。(印刷関連業/31~50名)
  • 未婚女性の待遇。(サービス関連/101~300名)
  • ジェネレーションギャップ。(IT・情報処理・インターネット関連/1~10名)
「社内に女性のロールモデルがいない(少ない)」と回答された方の理由より
  • 家庭中心の方が殆どで、管理職以上の昇格を望まない。(メーカー/301~1000名)
  • 差別をするわけではありませんが、お局化してしまい、社内の情報共有のネックになっている方が多数いるため、扱いが難しいと感じます。(サービス関連/101~300名)
「女性社員の意識」と回答された方の理由より
  • 家事育児については、まだまだ女性が中心となって担うものだという混在意識(男女ともに)があるため、女性社員の「パートナーの協力」又は「パートナーの職場の理解」が得られなかったり、女性社員自身も家事・育児は夫婦で50/50に担うものだという意識が無い。(サービス関連/1~10名)
  • 家庭に重きを置き、仕事で活躍することを希望していないく女性が多い。(金融関連/1001名以上)
「仕事内容」と回答された方の理由
  • 報道の仕事を行っており、深夜業が週に1度必ず入れなければいけない。若いうちはいいが、年齢とともにきつくなってくるという声をよく聞く。(広告・出版・マスコミ関連/31~50名)
  • ビルメンテナンス部門では、夜勤があり、女性社員への配慮の面で対応できない部分がある。また、想定している勤務者が男性となっており、別の更衣室や仮眠室の設置など、女性が勤務するための設備がない。(不動産・建設関連/1001名以上)
「経営層の意識」と回答された方の理由より
  • 経営陣を含め、考えが変わらなければ変わるわけもない。会社の方向性についていろいろ提案しても、私が女だからか聞く耳を持たない。(サービス関連/1~10名)
  • 本人の意識やその周りの環境(就業環境や管理職・経営層の意識含め)といったあらゆる状況が影響し合い、女性の活躍推進を妨げていると感じます。(メーカー/101~300名)
「管理職の意識」と回答された方の理由より
  • 社内全体が、女性はアシスタントと云う認識から変えていかなければならない。(商社/51~100名)
  • 管理職をしていただく中で、意識の持ち方が職員によりバラツキがあるため。もっと教育・研修をしっかり行わなくてはと思っております。(保育サービス/301~1000名)
07
貴社の女性管理職比率はどのぐらいですか?
全体
300名以下の企業
301名以上の企業
08
貴社の女性管理職比率は、直近1年間で増加しましたか?
全体
300名以下の企業
301名以上の企業
09
女性社員の定着・活躍への取り組みは、企業業績を高めることに影響があると思いますか?
全体
300名以下の企業
301名以上の企業
影響があると回答された方の理由より
  • 女性社員が安心して長期にわたり働ける環境は既存社員だけでなく、新規に人を募る場合にも大きなメリットである。社内結婚も少なくないため、継続して働けることは夫婦ともにメリットの提供=満足感の向上につながり、愛社精神を育むと思う。(IT・情報処理・インターネット関連/101~300名)
  • 当社業界は男性社会の中で、思考が固まってきているが、女性の別の思考が混じることで、今までとは異なったアプローチが可能と考える。(流通・小売関連/101~300名)
  • 男女問わず、優秀な社員を活用し、正統な評価を行い、定着させることは、当然業績に影響する。(不動産・建設関連/1001名以上)
  • 女性社員の定着・活躍にかかわらずですが、働き方のパターンを多く持つ企業は、業績も良くなると考えます。(メーカー/51~100名)
  • 仕事における優秀さは、性別で決まり固定されるものではなく、男女関係なく個人個人で違うから。女性というだけで”仕事ができない・する必要がない”という認識は優秀な人材をつぶしていることになる。男女平等に評価する意識を持つだけで、優秀な人材の活躍する機会が増える為。(不動産・建設関連/51~100名)
影響はないと回答された方の理由より
  • 性別が業績に影響するのであれば、女性だけ採用すればいいのではないでしょうか。(印刷関連業/31~50名)
  • 直接の相関性はないと考える。ただ、可能性が広がるとは思うので、結果的に影響があるかもしれない。(サービス関連/1~10名)
わからないと回答された方の理由より
  • 女性社員の活躍実績は少ないが定着はしている。現時点での社員の意見としては、給与はそこそこもらって責任程度の低いまま定年まで働きたいという人の割合が圧倒的に多い。ずっとこの会社で活躍したい人の割合が増えれば、企業業績を高めることに影響はあるのかもしれない。。(メーカー/101~300名)
  • 業界では先駆けて女性を採用。その後も継続的に採用してきたが、自覚はまちまちであり、ここ最近は、ブレイクスルーしたものはいない。(設備設計/11~30名)
  • あえて意識した取り組みの必要はないと感じる。仕事ができる、協調性がある、得意の分野がある、その他企業人としての素養があれば、性別を問うことはない。女性ということをあまりにも意識することで悪い意味で影響があるのではないか。(広告・出版・マスコミ関連/11~30名)