人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「働き方改革法案」について伺いました。
2018年6月に国会で成立した「働き方改革法案」。時間外労働の上限規制、同一労働同一賃金の義務化、年次有給取得の義務化他、2019年4月から施行される本法案。企業の経営者、人事担当者に、認知度を伺ったところ「概要を知っている」と回答したのは全体の74%を占めました。
成立した「働き方改革法案」により、企業の労働環境や、日本が良くなると思うか?という質問に対しては、「変わらないと思う」という回答がもっとも多く、52%となりました。半数以上の企業で、法案に対する成果が見込めないと考えていることが見て取れます。
また、法案が施行された際の、自社の経営への支障があるかどうかを伺ったところ、「大きな支障が出る」9%、「やや支障が出る」38%となり、半数近くが何かしらの経営に支障が出ると回答。その要因を聞いてみると、「時間外労働(残業)の上限規制」がもっとも経営に支障が出る法案、次いで「年次有給取得の義務化」、「同一労働同一賃金の義務化」が続きました。
最後に「働き方改革法案」に関するご意見や悩みでは、多くの賛否の声をフリーコメントでも頂戴しております。ぜひご参考ください。