人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「育児休業」について伺いました。
社員の育児休業について取得実績を伺ったところ、女性社員が育児休業を取得したことがあると回答した企業は全体の76%。一方、男性社員の育休実績がある企業は18%となりました。
企業規模別に見ると、1~99名規模で女性の育休実績がある企業は65%。男性の育休実績がある企業は12%となりました。100名以上規模では育休実績のある企業の割合が増加。特に1000名以上規模の91%が女性の育休実績があると回答。男性の育休実績がある企業も50%となり、育休取得と企業規模の相関が見て取れます。
2017年10月、育児・介護休業法の改正により、保育園に入園できない場合において、子供が「最長2歳になるまで」育休期間を延長できるようになりました。この法改正についてのご意見を伺ったところ、「非常に良いと思う」「まあよいと思う」と回答したのは、全体の7割超。 フリーコメントでも「子供が保育園に入れず、復帰できない社員の実情に沿った法案」、「2年に延長されたことで何月生まれの子供を持つ親でも安心」と好意的な意見が多くを占めました。
一方、育児休業を取得させる上での課題や悩みについては、「休業社員の代替要員の確保とコスト」を挙げる企業がもっとも多く67%。以降、「復職できない場合の人員不足」、「復職後の働き方への変化」、「復職者への仕事の確保」などが続いています。それぞれの理由についてコメントを頂いておりますので、ご参考頂ければ幸いです。