人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、高齢者雇用について伺いました。
2013年4月に施行された「改正高年齢者雇用安定法」からもうすぐ3年。もっとも多かった企業の対応は、「継続雇用制度の導入」74%でした。
高齢者を雇用する目的は、全体の約7割が「経験や知識の活用」を挙げ、高年者が長年培ってきた知識や経験によって、顧客が増大した、高齢者の専門チームを稼動できたなどのコメントが集まり、現場で力を発揮する高齢者の姿が見て取れます。
一方、高齢者を雇用する上での課題として挙げられたのは、「世代交代の停滞」43%。若手が甘えてしまったり、スキル継承が上手くいかず、悩む企業の声が集まりました。
最後に、高齢者雇用について今後の方針を伺ったところ、「状況を見て、対応を検討する」「法定義務の範囲で対応していく」と答えた企業が、合計で8割。その理由についてもお聞きしています。ぜひ貴社の高齢者雇用の参考にしていただければ幸いです。