人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「時間外労働の上限規制」について伺いました。
2019年4月から施行された「時間外労働の上限規制」法。「内容も含めて知っている」「概要を知っている」と回答した企業は96%。施行の1年前となる前回調査から20ポイント上昇しています。
施行から1ヶ月経過時点での対応状況を聞くと、「既に必要な対応が完了」したと回答した企業は22%。「現在取り組んでいる最中」30%、「対応が決まり、これから取り組む予定」6%と、合わせて約6割の企業が「対応策を決定」している状況です。
具体的に決定している対応策は、「業務分担やフローの見直し」「管理職への教育(時間管理)」が最も多く58%。次いで「時間外労働の上限目標を厳格化」が53%となっています。
上限規制について「非常に良いと思う」「まあ良いと思う」と答えた企業は66%。逆に「あまり良いと思わない」「良くないと思う」と答えた企業は31%。賛成する意見が、反対意見を大きく上回る結果となっています。
しかし、対応にあたり時間外労働が起きやすい「業界特性」や「風土」、「経営者、社員の考え」に悩む企業の人事担当者は多く、様々なエピソードやコメントを頂戴しています。是非、参考にしてください。