転職への不安が、辞退の火種!?年代別の転職心理を公開!
面接・選考段階において、基本的に転職者はポジティブな応答に努めます。そのため、意外に盲点なのが、転職者の「不安」の部分。実は、面接・選考段階でこの不安が解消されないと、辞退の火種になってしまう可能性があります。具体的にどんな不安を解消すべきなのか、年代別・男女別で見ていきましょう。
20代の転職者の不安は、「自身のスキルが評価されるか」!
20代の転職への不安
20代の若手転職者に「転職活動について、不安な点は何ですか※複数回答可」と伺ったところ、「自身の経験・スキルが評価されるか」が61%となりました。これは初めての転職活動で自身の浅いキャリアがどう企業に評価されるか不安であることを物語っています。また、就職していても、「仕事適性や、やりたいことがわからない」という答えが53%。全般的に悩める若者像がイメージできます。
面接で「浅いスキル・経験」へのフォローや、「適性に気づかせてあげる」ケアを
特に新卒の就活を経験した若手社会人は、理由も伝えられず、大量に選考落ちをした経験があり、スキルの浅さも加わり、自信がない場合が多いようです。面接においては、これまで積んできた経験をしっかりと聞くことや、時には褒めてみることで、「自分にはできないんじゃ…」という不安の解消に繋がります。また、適性検査の活用など、仕事の適性を再発見してあげることも有効です。
30代の転職者の不安は、「自身の年齢」「スキルの評価」
30代の転職への不安
30代の転職者の不安は、20代とはガラっと変わり、「自身の年齢」がTOPになりました。2位には「自身の経験・スキルが評価されるか」という回答がありますが、20代の浅いキャリアとは違い、これまで頑張ってきた経験が、適正に評価されるかという意味合いに変わっています。年齢と、年齢相応のスキル・経験が、大きな差となって現われてくる世代ですので、企業側はもちろんですが、転職者自身も不安に思っている点を留意しておきましょう。
面接で「スキル・経験」を確認し、「年齢」含めてマッチング
「35歳転職限界説」という言葉が薄れてきていると言われていますが、転職者自身の意識としてはまだまだ不安になるポイントであることがわかります。しかし、年齢と組み合わせた相応のスキルも、各社のジャッジ基準はバラバラなはず。だからこそ、面接において、これまでの仕事内容や、任されていた裁量、仕事の判断基準など、経験をとことん聞くことで、スキル面のマッチングを図ることが重要となります。自身の経験を評価されることで、年齢への不安も解消に近づくはずです。
40代の転職者の不安は、圧倒的に「自身の年齢」
40代の転職への不安
40代の転職者の不安は、「自身の年齢」91%と圧倒的な結果になりました。「そもそも応募時点で撥ねられる」、「求人広告を見ると、明らかに若い人の募集だとわかる」、「自分自身が、年齢に見合ったスキルがあると思えない」というコメントも数多くありました。また、3位には「転職回数の多さ」が挙げられ、これまでの経験やスキルに対して、後悔や不安のコメントも並びました。
「年齢」ゆえの対応力など、経歴だけでは見えない「スキル」を確認!
40代、ひいては50代以降の転職者に求められるものは、単なるプレイヤースキルだけではなく、長い業界経験や職種経験による視野や、交渉力やコーチング、問題解決力など、若手にはできないスキルと言われています。仕事単体の成果を面接で問うよりも、経歴だけでは見えないコミュニケーション能力や対応力を見出してあげることで、不安のケアに繋がります。

▲