人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
急速な高齢化の進行や、厚生年金の支給開始年齢の引き上げに伴い、2013年4月に「改正高年齢者雇用安定法」が施行されました。そのため今回のアンケートでは、高年齢者雇用についての各社の取り組み状況や実態を伺いました。
高年齢者を雇用する目的は、全体の約6割が「知識の活用」「スキル・ノウハウの伝承」と回答。実際に「経験を活かした戦力」「スキルやノウハウの伝承」の点で貢献しているとの回答が多く、目的通りの雇用を実現できているようです。また、雇用して良かった点として「人脈活用」の他、「若手社員の指導・教育」の声が多く挙がっていたことから、次世代への伝承について各社で大きく貢献していることが伺えました。
一方、「処遇」や「モチベーションの持たせ方」について困っていると回答した企業が多くありました。経験やノウハウの発揮機会はあっても、それを継続させていくことに対して課題を感じている企業が多いようです。
今後の高年齢者雇用についての方針を伺ったところ、法定業務の範囲での対応を考えている企業が多い結果となりました。検討理由についてもお聞きしていますので、ぜひ貴社の高年齢者雇用の参考にしていただければ幸いです。