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「面接官の悩み」について

アンケート実施期間
2025年7月15日(火)
2025年8月6日(水)
有効回答数
188名
面接官の8割強「悩みがある」。悩みのTOPは「候補者の能力や適性を正確に見極めるのが難しい」
「AIで作成された書類」「Web面接」など、さらに見極めが困難になっていると言う声、多数。

今回は、「面接官の悩み」について伺いました。

面接官を経験したことがある人事担当者に、面接官としての悩みがあるかを伺うと、「悩みがある」と回答した人は8割強。具体的な悩みで、もっとも多かったのは「候補者の能力や適性を正確に見極めるのが難しい」84%でした。

フリーコメントでは、ただでさえ短時間の面接での見極めが難しい中、近年増える「AIで作成された書類と面接当日の本人の話がかみ合わない」や、「Web面接と対面での面接での違和感」などが拍車をかけている様子も垣間見えました。

次いで、「候補者の本音や意欲を引き出す質問が難しい」「面接官としての評価基準が曖昧で困る」という声の他、「面接時にできない業務をできると言われていた」「病気など嘘をつかれていた」など、様々な悩みの声が寄せられました。

その他、年間の面接回数やトレーニング経験の有無、社内で面接官を担当できる人数、やってみて良かったノウハウなども共有頂きました。ぜひ、ご参考ください。

01
あなたはこれまでに「面接官」を担当した経験がありますか?
従業員規模別
設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
業種別
02
Q1で「ある」と回答した方にお聞きします。
面接官としての経験はどのくらいありますか?
従業員規模別
業種別
03
Q1で「ある」と回答した方にお聞きします。
1年間で面接官を担当する回数はどのくらいですか?
04
Q1で「ある」と回答された方にお伺いします。
面接官としてトレーニングや研修を受けたことはありますか?
05
Q4で「受けたことがある」と回答された方にお伺いします。
トレーニングや研修の内容について教えてください。複数回答可
「その他」と回答された方のコメントより
  • 上司の面接を見る。(メーカー/100~299名)
06
Q1で「ある」と回答された方にお伺いします。
貴社では、面接官を担当できる方は何人いますか?
従業員規模別
07
Q1で「ある」と回答された方にお伺いします。
面接サポートのために使用しているツールやシステムがあれば教えてください。複数回答可
「その他」と回答された方のコメントより
  • カンファレンス。(メーカー/300~999名)
また、その理由を教えてください。
「適性テスト」と回答した方の理由
  • タレントアナリティクスを使用し、適性を見極めた上で二次面接に役立てている。(サービス関連/100~299名)
  • 偏りを低減するため。(メーカー/300~999名)
「オンライン面接ツール(Zoom、Teamsなど)」と回答した方の理由
  • オンライン面接は導入しないと採用選考が成り立たなくなっているから当然のように使用しているが功罪あると感じている。(メーカー/100~299名)
「面接評価シート(紙・デジタル)」と回答した方の理由
  • できれば適性テストやリファレンスチェックをきちんと行いたいところだが、コストや時間の制約等から実施できていない。評価シートは評価者間のバラつきや客観的なチェックの為。(メーカー/100~299名)
08
Q1で「ある」と回答された方にお伺いします。
面接官として悩みを感じることはありますか?
09
Q8で「ある」と回答された方にお伺いします。
面接官としての悩みについて、該当するものを教えてください。複数回答可
「その他」と回答された方のコメントより
  • 時代の変化に対応した面接方法・アプローチ。(IT・情報処理・インターネット関連/1~9名)
  • 面接官同士で意見が割れる。(サービス関連/30~49名)
  • 自分が緊張してしまう。(広告・出版・マスコミ関連/50~99名)
また、悩みの詳細や、そう感じた際のエピソードについて教えて下さい。
「候補者の能力や適性を正確に見極めるのが難しい」に関する課題・悩み
  • 履歴書だけでは判断し難く、面接での質問も定型文的な回答をされる方が多い。(サービス関連/1000名以上)
  • AIによる文章作成も当たり前のように行われるようになっており、実際話してみたら履歴書の内容とやや話がかみ合わなかったりすることも多い。(商社/50~99名)
  • 入社されてからのお互いの認識の違いや、3年くらいすると退職されてしまうなど、短い面接の時間の中で見極めるのは限度があるといつも感じています。(商社/30~49名)
  • WEB面接では、その人の肉感と言うか実体の感覚を掴み切れず、本人と実際に対面で会った時に印象が異なることを経験している。基本が能力重視と言うよりは人物重視、人柄やコミュ力を中心に評価する傾向が強い採用方針なので、1次選考のWEB面接で人物性を掴み切れないのは苦しい。(メーカー/100~299名)
「候補者の本音や意欲を引き出す質問が難しい」に関する課題・悩み
  • 面接官の面接メモを読むと、『候補者がとても緊張していた』と記載があるのを良く見かける。面接官がしっかりと候補者の緊張を解すことで、良い面・悪い面が見えやすくなるが、それができていないのではと感じる。(金融・コンサル関連/300~999名)
  • 受け答えが緊張しているためか本当にそういう人かなど見極めるのも難しいです。今までやってきたことが違うため、エピソードトークをしてもらっても、すごさが伝わらなかったり、よくある話だぐらいで終わったりして、いまいちどのレベルのことをやってきたのか、やれるのかがわからない。(IT・情報処理・インターネット関連/10~29名)
  • 完全に取り繕って面接を受けられ、内定承諾後に人柄が豹変して問題が起きている。(IT・情報処理・インターネット関連/1~9名)
「面接官としての評価基準が曖昧で困る」に関する課題・悩み
  • 評価基準が曖昧なところがあり、前回は合格レベルだった受験者が不合格となるケースやまたその逆もある。(サービス関連/100~299名)
  • 面接シートはあるが、担当者ごとに属人化しており平準化できていない。また担当者ごとにスキルの違いが明確にある。(サービス関連/300~999名)
その他の課題・悩み
  • 入社後3か月以内に退職してしまう方がいたり、面接でアピールしたスキルを活かせる業務を依頼したところ「できない」「やったことがない」などと言われることがあった。(一般廃棄物収集・運搬業/30~49名)
  • 入社後に嘘をついていたことを平気で言う。病気を隠していたが、考慮してほしくなって「実は病気なんです」と当たり前のように言われたりすることが何度かあるが、聞いてはいけない事項が多く面接では能力などわからないのにその他のことが聞けなくて採用を後悔。(メーカー/30~49名)
010
Q8で「ある」と回答された方にお伺いします。
面接官としての悩みに対して、どのような対策を実施していますか?複数回答可
「その他」と回答された方のコメントより
  • 2次面接を対面にして齟齬を減らす。(メーカー/100~299名)
やってみて良かった対策や、他社の面接官に教えたいノウハウ・アドバイスがあれば教えてください。
  • 相手の緊張をほぐす方法:面接に入る前に10分位雑談をする。自分(面接官)の失敗談や笑い話などをしてリラックスしてもらう。(サービス関連/1000名以上)
  • 面接ですべてを見抜くことはできないので、この人と働きたいかだけを考えると、自ずと聞きたいことも見えてくると思います。(商社/50~99名)
  • 履歴書に書いてあることにあえて触れず、こちらのマニュアル質問に近い内容で進めるのが一番ブレがない評価が出たりすることもあります。(商社/100~299名)
  • 自己PRが、どれくらいのものであるかを確認するため、事例を取り上げ「あなたなら、どのように考えて対応していくのか」を必ず聞くようにしております。(メーカー/300~999名)
  • 簡単な心理テストを、日常会話の様に質問して本音を探る。意外と本音が分かって良い。(サービス関連/1000名以上)
  • 1次面接の動画を共有した上で、2次選考時に面接者が最低2人は対面面接を実施することで印象や評価の齟齬を減らすように努めている。面接チェックシートの評価項目を照らし合わせることで、同一人物の同一項目にて評価に大きな差異がないかをチェックすることは、評価基準を共有する上で重要な手立てになっていると感じる。(メーカー/100~299名)
  • 「依頼できる人がいない」という回答自体が怪しいのでリファレンスチェックはやった方が良い。(IT・情報処理・インターネット関連/10~29名)