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「企業の女性活躍推進」について

アンケート実施期間
2025年1月14日(火)
2025年2月11日(火)
有効回答数
354名
女性社員の活躍推進に「取り組んでいる」企業62%「時短・テレワークなど勤務の多様化」が最多。
取り組みが「上手くいっている」企業が7割弱になるも、「男性上司の過剰な配慮」「周囲の無理解」に課題を感じる声、多数。

今回は、「企業の女性活躍推進」について伺いました。

女性社員の活躍・定着に取り組んでいるか伺ったところ、62%「取り組んでいる」と回答。「取り組んでいる」企業を従業員別で見ると、「1000名以上」92%と最多。業種別では「金融・コンサル関連」が最多。次いで「人材関連」が多い結果となりました。

実施している取り組みでは「時短勤務・テレワークなどの勤務形態の多様化」がTOP。「出産・育児をサポートする福利厚生制度の充実」「管理職への積極登用」が続きました。

それら実施している取り組みが上手くいっているかを聞くと、7割弱が「上手くいっている(どちらかといえば上手くいっている含む)」と回答。その一方で、「上手くいってない」と回答した企業では「男性上司から女性社員への過剰な配慮」「時短女性への周囲の無理解」に頭を抱えるコメントが散見されました。

最後に「女性の活躍が企業業績に影響するか」を伺いました。「影響する」と回答した企業は約5割「女性社員が定着することで新規の募集費用がかからなくなる」「業務の推進力が男性の比ではない」という声や「性別を問わず活躍できることが大事」など、様々な意見を頂戴しました。ぜひ、ご参考ください。

01
2025年4月・10月に「育児介護休業法」が改正されます。この改正により、育児をする社員の柔軟な働き方の実現や、介護をする社員の離職防止のための雇用環境整備、個別周知・意向確認等が義務となることをご存じですか?
従業員規模別
設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
業種別
02
改正「育児介護休業法」について、どのように思いますか?
従業員規模別
設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
業種別
03
貴社では女性社員の活躍・定着に取り組んでいますか?
従業員規模別
設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
業種別
04
Q3の理由を教えてください。
「取り組んでいる」と回答した方の理由
  • 時短勤務など制度を取り入れた。(商社/100~299名)
  • 人員不足。(流通・小売関連/10~29名)
「取り組んでいない」と回答した方の理由
  • 製造業で、今の勤務体系や業務内容では難しい、というバイアスが経営層含めて社内全体に掛かっており、着手が遅い。(メーカー/100~299名)
  • 女性社員がいない。(流通・小売関連/100~299名)
「特に意識していない」と回答した方の理由
  • 既に活躍しており、男性に較べ定着率が高いから。(サービス関連/100~299名)
  • 女性社員に限っての取り組みではないとの認識です。(物流業/1~9名)
  • 最低限の育休や時短、残業免除なども、男性の利用もあり、〝特に女性〟に限定せず配慮されているため。(人材関連/10~29名)
05
Q3で「取り組んでいる」と回答した方に伺います。
どのような取り組みをされていますか?複数回答可
取り組みについて具体的に教えてください。
  • 法定以上の育児短時間勤務の導入、女性キャリア研修の実施、部門内におけるコア業務への関与等。(建設業/300~999名)
  • 育児をサポートする制度:1)保育園入所後の慣らし保育期間中も育休取得が可能 2)小学校3年生終了まで時短勤務が可能。(IT・情報処理・インターネット関連/100~299名)
  • 飲食店です。男女問わず、管理職へは積極登用です。性別で分けていたら人手不足のなか営業できません。人手が多い企業こそ、男女別の意識が残っているのではないでしょうか。(サービス関連/30~49名)
  • 健康づくり委員会を通じて、女性特有の健康問題(PMSをはじめ様々な体調不良の要因となるもの)の周知や解決方法、また乳がんや子宮頸がん等の健診サポート(会社が一部検査費用負担)等。(メーカー/100~299名)
  • LCD(レディースキャリアデザイン)研修と題して、女性社員向けの研修を実施。参加した女性社員一人一人の将来の働き方をイメージいただき、それを情報共有し会社としてバックアップしていく研修を年3~4回実施している。(流通・小売関連/1000名以上)
  • 社内報などを活躍してポジティブアクションの周知、女性社員活躍できるポジションの新設。(流通・小売関連/100~299名)
06
Q3で「取り組んでいる」と回答した方に伺います。
取り組みは上手くいっていると思いますか?
従業員規模別
業種別
上手くいっているエピソードや活躍している女性の特徴、逆に上手くいってない場合のエピソードがあれば教えてください。
「上手くいっている」と回答した方のエピソード
  • 正社員(役職付)が積極的に利用している事で、他の社員が時短勤務をし易くなっている。社内周知でも案内し、積極的に取得頂くよう推進している。(サービス関連/1000名以上)
  • 定期的な個別面談や女性社員のみの飲み会を開くことで、仕事のモチベーションや社員同士の交流が向上している。また、出向先のお客様からの評価も上がっている。(IT・情報処理・インターネット関連/50~99名)
  • 女性活躍推進委員会を発足し、委員会主導で社内アンケートを実施したり、社内交流会を実施したりしている。また一般事業主行動計画の一部を委員会メンバーが中心となってアイデア出しを行なっている。(広告・出版・マスコミ関連/100~299名)
  • 新卒入社から、ライフステージの変化(結婚・出産・子育て)を経て、ずっと当社で働き続けてくれる女性社員比率が高いので、全体的にはうまくいっている方だと感じます。(メーカー/100~299名)
「上手くいっていない」と回答した方のエピソード
  • 男性上司が部下の女性職員への指導について、過剰な配慮や遠慮をしていることがある。(建設業/300~999名)
  • 時短勤務のスタッフに対しての理解がまだまだ定着しきれていない。一部、不公平と感じているスタッフがいる。(歯科医院/50~99名)
  • 男性が多い職場なので女性として上司になってもなかなか機能していない。(サービス関連/300~999名)
  • 現場でのお客様の理解がなかなか難しい。(IT・情報処理・インターネット関連/50~99名)
07
女性社員の活躍・定着に対して、課題と感じられることはありますか?複数回答可
課題と感じる理由や具体的なエピソードがあれば教えてください。
  • 子持ち様などの揶揄があるように、仕事と子育てを両立していると応援したくなるが、子育てが当たり前で仕事へのモチベーションの低さを感じる子育て世代が多く、キャリア形成ができていない。少ない時間を効率よく使ってキャリア形成を意識してほしい。(人材関連/10~29名)
  • 経営層の課題かもしれないが、「女性だから、これくらいの評価で満足するだろう」という風潮は実際に残る。その感覚の裏側に「無理に引き止めなくても、代わりはいくらでも居る」という感情が見え隠れしているのではないかと考える。(流通・小売関連/100~299名)
  • 自社内では理解が得られても客先の理解を得るのが難しい。(IT・情報処理・インターネット関連/50~99名)
  • 当社の主力の教室事業は対面集団授業かつ夕方からの時間帯や土日となるため、育児中の女性が働きやすい時間帯ではない。本人は望んでいることではあるが、産休前の業務とは別の業務となり、リモートワークでの対応となることが多い。(サービス関連/100~299名)
  • そもそも女性社員が少ないのと、5年以内の短期離職者が多く、現役の女性社員が将来像を描き辛いかもしれない。(IT・情報処理・インターネット関連/10~29名)
  • 男女平等といいながらも、子どもの調子が悪くなれば女性がお迎えにいったり看病したりすることが多いと感じます。現実は全く平等ではないです。(流通・小売関連/100~299名)
  • 育休産休については、求人を出しても求職者が来ないので、人材不足の昨今において他の職員の負担が大きくなるのは正直否めない。倫理観や世論、法令解釈だけで対処することは年々難しくなってきている。なぜなら代替要員がそもそもいないからである。(介護施設/50~99名)
08
貴社の女性管理職比率は、直近3年間で増加しましたか?
従業員規模別
業種別
09
貴社の女性管理職比率はどのくらいですか?
従業員規模別
業種別
育児・介護などによる時間の成約があっても管理職として活躍できる社内制度や、エピソードがあれば教えてください。
  • 管理職であっても時短勤務を取得している従業員がいる。また育児や介護については法令を越えた制度を実施している。(広告・出版・マスコミ関連/50~99名)
  • 復職後も復職前の役職を引き継ぐ形をとっている。(IT・情報処理・インターネット関連/100~299名)
  • 企業内保育所の設置。(IT・情報処理・インターネット関連/100~299名)
010
女性社員の活躍・定着への取り組みは、企業業績を高めることに影響があると思いますか?
また、その理由や、女性社員の活躍・定着についての所感・悩みがあれば教えてください。
「影響がある」と回答した方の理由や所感
  • 女性社員が定着することにより新規求人に関する募集費用等が必要なくなる。(サービス関連/10~29名)
  • 女性社員の活躍の情報を内外に発信する事で、優秀な女性社員の採用に寄与したり、柔軟なフレキシブルな職場をアピールする事で男性社員も含めて社内を盛り上げていけると感じるので。(サービス関連/50~99名)
  • 業務遂行内容を理解後の推進力は男性の比ではないから。(流通・小売関連/100~299名)
「影響はない」と回答した方の理由や所感
  • 男性女性関係なく、誰が業務をしても同じ仕事のクオリティーを保たないといけないと思います。(流通・小売関連/100~299名)
  • 個人的には女性社員と仕事する際に言い回しや、言葉使いをいつもより選んで話すので効率よくないなと感じていますが、他のメンバーを見ていると、男女と意識することなく仕事をしているので企業の業績と女性社員の活躍・定着は一切関係ないという考え。(IT・情報処理・インターネット関連/10~29名)
  • 女性だから、男性だから業績が上がるという発想ではなく、業績を上げられたその方が男性だったか女性だったかではないか。(メーカー/100~299名)
「わからない」と回答した方の理由や所感
  • 弊社では女性社員の定着率はとても高いのですが、昇進意欲のある方はほぼいないのが悩みです。企業業績を高めることに影響があるくらい昇進意欲があると良いのですが。(広告・出版・マスコミ関連/50~99名)
  • 企業業績が高まるかどうかと関係なく取り組むべきだと思います。(広告・出版・マスコミ関連/50~99名)
  • 活躍する社員が増えれば業績も良くなるのは当然で、女性に限定するのが妥当かわからない。(メーカー/100~299名)