人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「2024年 冬季賞与」について伺いました。
2024年の冬季賞与について支給予定の有無を聞くと、「支給予定」と回答した企業は昨年の85%→91%に増加。支給額について聞くと、「増額予定」と回答した企業が、33%→51%と大幅に増加しました。
増額予定の企業に理由を聞くと、「業績が好調」がもっとも多く、次いで「社員の意欲向上」「物価上昇への対応」が多くなりました。「基本給の底上げを実施したことで賞与が増額になった」というコメントが散見され、多くの企業で賃上げが実施された影響が見て取れました。
賞与関連の悩みでは、「社員への評価、賞与の査定基準への悩み」を挙げる企業が最多に。「部門ごとの評価の違い」「社長の一存」など、査定基準に関して悩む声が集まりました。
また、「昨年(2023年)と比較し、景気の上昇や回復を実感できているか」と伺ったところ、「どちらかというと感じない」「全く感じない」と回答した企業は45%と約半数に上りました。「賞与(賃金)は上がるものの、生活は楽にならない」など、停滞を感じるコメントが、多く見られました。
最後に、2025年に向けての展望や人事として取り組みたいことについて伺っています。ぜひご参照ください。