今回は、「2022年 夏季賞与」について伺いました。まず支給予定に関して伺ったところ、80%の企業で「支給予定」と回答。
支給額について「増額予定」と回答した企業は32%。昨年の29%から、3ポイント上昇しました。「増額予定」の企業を規模別で見ると「10~29名」がもっとも多く、業種別では「商社」「金融・コンサル関連」が最多となりました。
増額の理由は「業績が好調」「社員の意欲向上」が上位を占め、業績が回復している企業が増えていることが見て取れます。
一方、昨年と比較して「景気の上昇・回復」を実感できるか伺うと、「どちらかというと感じない」「まったく感じない」が35%、「変化はない」「わからない」が32%と、合計7割近い企業で景気の回復を感じていないと回答。
景気の回復を感じない理由として「戦争・コロナ・円安の影響」等が散見され、不安定な世界情勢を前にして、今後の業績への影響を懸念する声が多く集まりました。ぜひご参照ください。