今回は、選考辞退について伺いました。
直近1年以内で中途採用を行なった企業に、応募者からの選考辞退の有無を伺ったところ、「はい」と回答したのは86%。2年前の同調査から3ポイント増加。以前と比較して「選考辞退の発生数が増えた」と回答した企業も4ポイント増加して51%になりました。売り手市場を背景に、選考辞退が増加していることが見て取れます。
選考辞退されてしまうタイミングで多いのは、面接前日・当日の「ドタキャン辞退」58%、次いで内定者による「内定後の辞退」が56%。ある程度選考が進んだ段階や、内定後の辞退は、非常に悩ましいというコメントが多くなっています。
伴って、選考辞退の対策をしている企業も53%と5ポイント増加。具体的な施策は「書類選考後、通過者への連絡を早くする」が約8割ともっとも多く、次いで「面接日を複数日程提示し、選択できるようにする」となりました。
応募者に対する配慮を行なうことで、辞退が減ったという企業もあれば、逆に効果が見えないという声も。選考辞退に関する様々なお悩みや課題に関してコメントを頂いています。ぜひご参考ください。