人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、人材不足の状況について伺いました。
「現在、人材が不足している部門はありますか?」という質問に対して、全体の86%が「ある」と回答。昨年(2015年)の同調査では84%であり、2ポイント増加しています。昨年から上昇を続ける有効求人倍率を裏付ける結果となっています。
人材不足の状況を業界別に見てみると、もっとも不足感が強かったのは「IT・情報処理・インターネット関連」95%。企業規模別で見ると、「301~500名の企業」が91%となりました。
具体的に不足している人材について伺うと、雇用形態では「正社員」が9割強と圧倒的。職種では「営業職(営業、MR、人材コーディネーター他)」の不足がもっとも多く、34%となりました。
人材不足の状況への対応では、「正社員の採用を行なう」と回答した企業が約8割。しかし、フリーコメント内には、「応募者の減少」「辞退の増加」「退職者の増加」を悩みや課題として挙げる企業が散見されました。これから採用を検討する場合は、情報収集や採用方法の検討を行なっておくことをお薦めします。