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人材不足の状況について

人材不足を感じる企業84%→86%に増加。
不足に対して「正社員採用」を加速させるも、
「応募者減」「辞退増」「退職者増」に悩む企業多数。
アンケート実施期間:
2016年9月28日(水)~2016年10月25日(火)
有効回答数:
226名

今回は、人材不足の状況について伺いました。
「現在、人材が不足している部門はありますか?」という質問に対して、全体の86%が「ある」と回答。昨年(2015年)の同調査では84%であり、2ポイント増加しています。昨年から上昇を続ける有効求人倍率を裏付ける結果となっています。

人材不足の状況を業界別に見てみると、もっとも不足感が強かったのは「IT・情報処理・インターネット関連」95%。企業規模別で見ると、「301~500名の企業」が91%となりました。

具体的に不足している人材について伺うと、雇用形態では「正社員」が9割強と圧倒的。職種では「営業職(営業、MR、人材コーディネーター他)」の不足がもっとも多く、34%となりました。

人材不足の状況への対応では、「正社員の採用を行なう」と回答した企業が約8割。しかし、フリーコメント内には、「応募者の減少」「辞退の増加」「退職者の増加」を悩みや課題として挙げる企業が散見されました。これから採用を検討する場合は、情報収集や採用方法の検討を行なっておくことをお薦めします。

Q1
現在、貴社では人材が不足している部門はありますか?
【全体】ある:86%、ない:13%、わからない:1%【業種別】[IT・情報処理・インターネット関連]ある:95%、ない:5%、わからない:0%[メーカー]ある:80%、ない:20%、わからない:0%[商社]ある:83%、ない:17%、わからない:0%[不動産・建設関連]ある:90%、ない:10%、わからない:0%[金融・コンサル関連]ある:60%、ない:30%、わからない:10%[流通・小売関連]ある:76%、ない:24%、わからない:0%[広告・出版・マスコミ関連]ある:86%、ない:14%、わからない:0%[サービス関連]ある:88%、ない:12%、わからない:0%[その他]ある:92%、ない:8%、わからない:0%【従業員規模別】[1~50名]ある:77%、ない:22%、わからない:1%[51~100名]ある:90%、ない:10%、わからない:0%[101~300名]ある:88%、ない:12%、わからない:0%[301~500名]ある:91%、ない:9%、わからない:0%[501~1000名]ある:84%、ない:16%、わからない:0%[1001名以上]ある:88%、ない:12%、わからない:0%
Q2
Q1 で、「ない」と回答された方に伺います。
貴社で、人材が充足している理由は何ですか?(複数回答可)
中途採用による人員充足:70%、既存社員の定着率が良い:50%、新卒採用による人員充足:37%、経営環境の悪化・事業縮小に伴う人材余剰:13%、その他:7%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 業務量が増加しないから。
Q3
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
貴社で、人材が不足している理由は何ですか?(複数回答可)
退職による欠員:54%、中途採用で人員確保ができなかった:47%、既存業務の拡大:35%、業績好調による業務量増加:31%、年齢構成のバランスが悪い:22%、新卒採用で人員確保ができなかった:21%、休職(産休・育休など)による欠員:10%、新規部門の開設:9%、その他:4%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 予算の兼ね合いがあり、そもそも求人が出せなかった。
  • 将来的な管理職の不足。
  • 戦略的人員増員。
Q4
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
貴社で、不足している人材はどの雇用形態ですか?(複数回答可)
正社員:91%、契約社員:16%、アルバイト・パート社員:16%、派遣社員:7%
Q5
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
貴社で、不足している職種について教えて下さい。(複数回答可)
営業職(営業、MR、人材コーディネーター 他):34%、技術系(IT・Web・ゲーム・通信):19%、技術系(電気、電子、機械):18%、企画職(経営企画、広報、人事、事務 他):16%、販売・サービス系(ファッション、フード、小売 他):9%、技術系(建築、土木):9%、運輸・物流系(ドライバー、警備、清掃 他):9%、施設・設備管理、技能工:7%、クリエイティブ系(WEB・ゲーム制作、プランナー 他):5%、技術系(医薬、化学、素材、食品):5%、専門職系(コンサルタント、金融・不動産 他):4%、専門サービス系(医療、福祉、教育、ブライダル 他):4%、その他:10%
「その他」と回答された方のコメントより
  • コールセンターオペレーター。
  • 知財。
  • 経営幹部。
  • 自動車整備士、自動車フロントアドバイザー。
Q6
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
不足している人材の人数について教えてください。
1名~5名:65%、6名~10名:18%、11名~15名:8%、16名~20名:2%、21名~25名:2%、26名~30名:1%、31名以上:6%
Q7
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
人材不足の状況に、今後どのような対応をお考えですか?(複数回答可)
また、その理由について教えてください。
正社員の採用を行なう:79%、契約社員の採用を行なう:18%、派遣社員の採用を行なう:18%、アルバイト・パート社員の採用を行なう:17%、社内異動で補充する:17%、来春の新卒社員入社を待つ:17%、業務分担などを見直し、現状の人員で乗り切る:17%、グループ内異動で補充する:8%、しばらくこのままで状況を見る:8%、定年退職者(高齢者)の再雇用を行なう:7%、一度退職した社員の出戻り採用を行なう:6%、業務のアウトソーシングを活用する:6%、その他:2%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 技能実習生の導入。
  • 採用したアルバイトを定着させるように店舗社員に引き続き促していく。
  • 定着率向上対策。
  • 本社の承認がおりれば、正社員の採用をする。
正社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • ドライバー不足は中長期的な課題。
  • 基本的に正社員で充足する方針です。
  • 技術承継など、正社員の育成が急務だから。
  • 有資格者が必要。
  • 新卒採用が難しい状況では、中途採用(若年層)に頼らざるを得ない。メーカーの使命として正社員として採用し、長い期間をかけ内部でコアな知識やスキルを醸成しなくてはならない。
  • 新卒採用を実施しているが、20代後半~30代前半が退職しており、新卒では補充できない層について今後中途採用を開始することになった。
契約社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 部署によって求められる人材・資格が異なるため。
アルバイト・パート社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 飲食業界は人有きの商売ですので、人材の取り合いですが、会社で制度の見直しや雇用形態を増やす方向で検討しております。
派遣社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 産休のため復職までの一時的採用。
定年退職者(高齢者)の再雇用を行なうと回答された方の理由
  • 定年退職がぞくぞくと増え、年金の支給は遅くなる為定年後の再雇用希望者がほとんどとなっています。
一度退職した社員の出戻り採用を行なうと回答された方の理由
  • 募集してもなかなか良い人材が選べない。
  • 常に求人を打っているが、思う様に集まらず、出来る方策を全て平行で行う必要がある為。
業務のアウトソーシングを活用すると回答された方の理由
  • 業務確保のため、営業部門を強化したい。
来春の新卒社員入社を待つと回答された方の理由
  • 適正な新卒入社者がいたから。
  • 中途採用でもなかなか人がいないので新卒採用もしていく。
社内異動で補充すると回答された方の理由
  • 採用ができる事がまず第一ではありますが、最近、なかなか採用が思い通りにいかないこともあり、社内での調整も必要と考えている為。
グループ内異動で補充すると回答された方の理由
  • グループ企業には、電気系卒も多いので、そこからローテーション異動が現実的かもしれないので。
業務分担などを見直し、現状の人員で乗り切ると回答された方の理由
  • 業績推移が不透明なため。
  • 部署によって人材不足の理由が異なるが、いずれの部署においても業務の見直しを行なうことで解消されるものと見込まれる。
しばらくこのままで状況を見ると回答された方の理由
  • 経営陣に人員を補充する考えがないから。
Q8
人材不足についての悩みや課題がありましたら、お聞かせください。
  • 警備職という職柄、とっつきにくいイメージがあり、新卒も中途も応募者が激減している。求人媒体の原稿で、イメージアップを図りたい。(警備業)
  • 従業員に主婦層が多いため、夕方から夜間帯、土日祝の人員が慢性的に不足している。(コンタクトセンター)
  • 最近は、募集しても今勤めている会社を辞めるのに時間が掛かり入社日が遅れる。(メーカー)
  • 業界の経験者が転職市場に出てこない。技術職なので応募者が少なくて、若い人からの応募が少ない。(サービス関連)
  • 正社員もアルバイトも愛知県は景気が良すぎるためなかなか応募者が来ない。(メーカー)
  • 業種的に高時給での採用が出来ず、又、若い求職者に人気のない職種(製造ライン・配送作業等)である為、求人が集まらず、定着率も高くない。(サービス関連)
  • 新卒、中途市場ともに売手になっており、なかなか母集団が形成できないこと。(メーカー)
  • 内定を出しても、他社への入社のために辞退されるケースが増えている。(広告・出版・マスコミ関連)
  • 新卒および中途の採用については売手市場になっており、弊社のような中小企業では人材確保が難しい。(不動産・建設関連)
  • 現状ではないが、定着率がいいので、世代交代や事業が拡大できない場合の配置が難しく、若手に十分な経験を積ませられないことがある。(商社)
  • 運輸業界全体が人材不足となっており、どれだけ採用媒体を利用しても高齢化が進んでいる現状では退社の方が入社を上回っており、社員減が進む一方である。(運輸業)