人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、ストレスチェック義務化への対応について伺いました。
企業のメンタルヘルス対策の充実・強化のため、「従業員数50人以上の事業所」に実施が義務付けられたストレスチェック。チェック実施期限が2016年11月末に迫る中、義務化対象となる173社のうち、チェック「実施済」企業は45%。「準備を進めている」企業は44%。合計して約9割の企業が実施に向けて動いていることがわかります。
「準備中」・「実施済」企業に、ストレスチェック義務化に対応する上で、困難を感じた点を伺ったところ、「チェックを行う体制、相談窓口などの構築」、「全社員に受診させることの難しさ」、「高ストレス判定の社員が、医師面談を希望しない可能性」がそれぞれ42%となっています。
最後に、ストレスチェック義務化についてのご意見を伺ったところ、チェック実施の有効性を認める「肯定的な意見」と、取り組みへの効果を疑問視する「否定的な意見」。加えて様々な「問題点」を挙げる回答が多く見受けられました。ストレスチェック準備中の企業はもちろん、今後義務化の対象になりうる企業も、ぜひご参考ください。