人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「同一労働同一賃金」について伺いました。
2020年4月にまず大企業を対象に施行され、いよいよ2021年4月より中小企業にも施行される「同一労働同一賃金(改正パートタイム労働法)」。改めて、認知度を伺ったところ「内容も含め知っている」「概要だけ知っている」企業は全体の94%となりました。
各社の対応状況を聞くと、施行からもうすぐ1年になる大企業で「対応を完了」したと回答した企業は、昨年調査の5%から71%に増加しています。
一方、施行まで数か月に迫った中小企業では、「対応を完了」したと回答した企業は、同じく昨年調査の6%から28%と、3割弱に留まる結果となっています。
「同一労働同一賃金」への対応を進める上で難しい点を聞くと、「待遇差がある場合、不合理であるかどうかの判断」がもっとも多く47%。フリーコメントでも「線引きが難しい」という声が多く寄せられています。
「同一労働同一賃金」自体については、「非常に良いと思う」「まあよいと思う」と回答した企業は55%。「あまり良いと思わない」「良くないと思う」と回答した企業は33%と賛成派が増加。それぞれの理由とご意見も伺っています。ぜひ詳細をご参照ください。