人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、人材不足の状況について伺いました。
「現在、人材が不足している部門はあるか?」という質問に対しては、全体の84%が「ある」と回答。6年前(2010年)の同調査では64%であり、約20ポイントも増大。売り手市場を裏付ける結果となりました。
不足している人材の雇用形態は、若手幹部候補や管理職などを担う「正社員」93%。業界別で見ると、「サービス関連業」92%。次いで、「その他業種」89%が人材不足と答えています。
企業規模別では、「1001名以上の企業」94%、「501~1000名の企業」93%、「301~500名の企業」90%と、中堅~大手企業で人材の不足感が強い傾向が見られます。中小企業でも人材不足感はありますが、「求人を出しても、採用できない」「大手企業の採用活動が活発化したことで人材が取られる」というフリーコメントが散見されました。人材不足を解消したくても、上手くいかない状況が見て取れます。
売り手市場が加速する中、中途採用を検討する際には、過去と同じ方法が成功するとは限りません。その時に備え、情報収集や、採用方法の検討を行なっておかれることをお薦めします。