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人材不足の状況について

人材不足を感じる企業84%
「サービス関連業」「1001名以上」の企業で不足感が強く、
「正社員」採用は今後も激戦が想定される。
アンケート実施期間:
2015年11月18日(水)~2015年12月15日(火)
有効回答数:
578名

今回は、人材不足の状況について伺いました。
「現在、人材が不足している部門はあるか?」という質問に対しては、全体の84%が「ある」と回答。6年前(2010年)の同調査では64%であり、約20ポイントも増大。売り手市場を裏付ける結果となりました。

不足している人材の雇用形態は、若手幹部候補や管理職などを担う「正社員」93%。業界別で見ると、「サービス関連業」92%。次いで、「その他業種」89%が人材不足と答えています。

企業規模別では、「1001名以上の企業」94%、「501~1000名の企業」93%、「301~500名の企業」90%と、中堅~大手企業で人材の不足感が強い傾向が見られます。中小企業でも人材不足感はありますが、「求人を出しても、採用できない」「大手企業の採用活動が活発化したことで人材が取られる」というフリーコメントが散見されました。人材不足を解消したくても、上手くいかない状況が見て取れます。

売り手市場が加速する中、中途採用を検討する際には、過去と同じ方法が成功するとは限りません。その時に備え、情報収集や、採用方法の検討を行なっておかれることをお薦めします。

Q1
現在、貴社では人材が不足している部門はありますか?
【全体】ある:84%、ない:14%、わからない:2%【業界別】[IT・情報処理・インターネット関連]ある:88%、ない:10%、わからない:2%[メーカー]ある:78%、ない:18%、わからない:4%[商社]ある:68%、ない:29%、わからない:3%[不動産・建設関連]ある:84%、ない:15%、わからない:1%[金融・コンサル関連]ある:67%、ない:33%、わからない:0%[流通・小売関連]ある:87%、ない:13%、わからない:0%[広告・出版・マスコミ関連]ある:62%、ない:33%、わからない:5%[サービス関連]ある:92%、ない:7%、わからない:1%[その他]ある:89%、ない:11%、わからない:0%【企業規模別】[1~50名]ある:77%、ない:20%、わからない:3%[51~100名]ある:84%、ない:14%、わからない:2%[101~300名]ある:84%、ない:14%、わからない:2%[301~500名]ある:90%、ない:8%、わからない:2%[501~1000名]ある:93%、ない:7%、わからない:0%[1001名以上]ある:94%、ない:6%、わからない:0%
Q2
Q1 で、「ない」と回答された方に伺います。
貴社で、人材が充足している理由は何ですか?(複数回答可)
既存社員の定着率が良い:76%、2015年の採用における人員充足:44%、経営環境の悪化・事業縮小に伴う人材余剰:12%、その他:5%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 必要最低限の人員で業務を回しているため。
  • グループ企業からの事業譲渡による転籍者受け入れ。
  • 市場縮小に連動し、現有人員で充足。
Q3
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
貴社で、人材が不足している理由は何ですか?(複数回答可)
退職による欠員:55%、既存業務の拡大:41%、業績好調による業務量増加:37%、年齢構成のバランスが悪い:26%、2015年の採用において人員確保ができなかった:19%、新規部門の開設:14%、休職(産休・育休など)による欠員:11%、新卒社員の採用数不足:10%、その他:6%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 慢性的な人員不足。
  • 会社創業期のため。
  • グループ会社が増えたことにより業務量増加。
  • 技術職の高齢化と代替要員手配の難しさ故。
  • 新卒採用を行っていないための若手人材の不足。
Q4
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
貴社で、不足している人材はどの雇用形態ですか?(複数回答可)
正社員:93%、契約社員:19%、アルバイト・パート社員:18%、派遣社員:6%
Q5
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
不足している人材の人数について教えてください。
1名~5名:64%、6名~10名:20%、11名~15名:5%、16名~20名:3%、21名~25名:1%、26名~30名:1%、31名以上:6%
Q6
Q1 で、「ある」と回答された方に伺います。
人材不足の状況に、今後どのような対応をお考えですか?(複数回答可)
また、その理由について教えてください。
正社員の採用を行なう:81%、契約社員の採用を行なう:24%、アルバイト・パート社員の採用を行なう:22%、社内異動で補充する:18%、業務分担などを見直し、現状の人員で乗り切る:16%、来春の新卒社員入社を待つ:16%、派遣社員の採用を行なう:13%、しばらくこのままで状況を見る:9%、業務のアウトソーシングを活用する:7%、グループ内異動で補充する:7%、定年退職者(高齢者)の再雇用を行なう:7%、一度退職した社員の出戻り採用を行なう:6%、その他:4%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 外国人実習生の雇用。
  • スペシャリストの引き抜き、縁故採用。
  • アルバイトからの社員登用。
  • 単純作業の機械化検討。
正社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 不足しているのは中間管理職のため。
  • 長期的な人員確保のため。
  • 中長期で業務拡大が見込め、長期的に人材確保、人材育成して行きたいため。
契約社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 業務内容から勤務地限定型、毎年更新型にしたい。
アルバイト・パート社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 大きく人件費を増やすことは難しいものの、現場の業務環境の改善も必須となっているので時給者の採用を積極的に行っていきたい。
  • 短時間作業のため。
社内異動で補充すると回答された方の理由
  • 社風など環境を理解しているため。
  • 新規での人員増が難しいため、既存社員の異動で調整・対応を検討中。
業務分担などを見直し、現状の人員で乗り切ると回答された方の理由
  • 休職者のお休み期間が短く、すぐに復帰するため。
来春の新卒社員入社を待つと回答された方の理由
  • 上期に比べて下期は売上が落ち込む時期なので、なんとか現有人員で乗り切って新卒入社で来年度上期から増員を図る予定です。
派遣社員の採用を行なうと回答された方の理由
  • 人間性、職務適性についての見極めが難しいため、最低1年間の派遣就業で様子をみるため。
  • 将来のコア人材として正規社員を採用、作業的な分野には派遣社員を採用予定。
しばらくこのままで状況を見ると回答された方の理由
  • 市況が良くなく、補充人員の人件費予算が取れないため。
  • 将来の業績が読めず、簡単には採用できないため。
  • 効率化を図るいい機会なので。
業務のアウトソーシングを活用すると回答された方の理由
  • シェアードサービス化を推進しているが、業務と組織そのものの抜本改革が必要。
  • 経理のフルアウトソーシングを検討中。
グループ内異動で補充すると回答された方の理由
  • 不足を補うために採用活動中であるが、採用のレベルは落とさない。そのため、グループからの補充も視野に入れている。
定年退職者(高齢者)の再雇用を行なうと回答された方の理由
  • 経験者の採用を行いたいが、中々充足できないため、高齢者の活用も並行して行う。
一度退職した社員の出戻り採用を行なうと回答された方の理由
  • 充足している部署が多くはないため、採用で補填をしていかなければならないため。
Q7
人材不足についての悩みや課題がありましたら、お聞かせください。
  • 同業他社と比較をすると圧倒的に条件面で負けている。正社員の雇用・女性の雇用促進等があるので会社で検討したいが、現状のまま採用を続けていくと退職者が増え・採用人数がより少なくなっていくことを懸念しています。(警備業)
  • 女性の職場で、妊娠適齢期の人が多く、産休等が多く悩みます。嬉しいことに、皆辞めずに戻ってきてくれるのですが、小さな組織なので時短や突発休の割合もどうしても増えてしまうので、ピンポイントの部分をどう乗り切るか、いつも悪戦苦闘しています。(医療業界)
  • 元々の社員数がギリギリのため、採用してもつきっきりで教えることが出来ない。そのため新卒採用は実施せず中途のみ取り入れ。(サービス業)
  • 弊社のような中小企業では、現在のような売り手市場で、中途採用に競争力のある雇用条件、待遇を提示できない。退職者が出た場合でも経験者を中途採用できず、新卒の採用時期に新入社員で頭数を確保するのが精一杯。(不動産・建設関連)
  • 以前に比べ、採用活動を行ってもそれに対する反響が得られない。都市部を中心に売り手市場となっている状況を肌で感じている。(流通・小売関連)
  • 選考スピードも早まり、エンジニアの市場価値がどんどん上がり、年収が見合わないケースが増えてきました。(IT・情報処理・インターネット関連)
  • 求人倍率が近年最高の水準となり、会社規模の拡大もあって、募集が追いついていない。業界としても採用に苦戦する業種なので、待遇の改善など、社内の人材流出を防ぎつつ人員の確保をしなければならないと言う状況。(流通・小売関連)
  • 社員の高年齢化に伴い、数年後には定年退職者が相次ぐため、早めに若い人材を確保して育成に力を注ぎたいが、人件費が嵩むため退職直前に新人を採用すると思われる。そのため、引継期間が短期になってしまい、人材不足を解消できたとしても、売上減につながる負の連鎖が続いており、何とかして断ち切りたい。(広告・出版・マスコミ関連)