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入社前の期待と入社後の現実。落差が少ないほど、満足度や長く働きたい意向が強い
入社した企業への満足度(期待度別)
入社前の企業への期待が、入社後にも「期待通り」、「期待をやや上回る」、「期待を大きく上回る」と回答した転職者は、入社企業への満足度が60%~100%という結果になりました。一方、前頁で転職者の4人に1人と紹介した「期待をやや下回る」、「期待を大きく下回る」と回答した転職者は、のきなみ入社後の満足度が低いことが見て取れます。満足していないと回答した転職者が、活躍・定着するかと考えると、難しいと言わざるを得ないでしょう。

事実、上記の転職者に「入社した企業で長く働きたいか?」という質問をしてみると、「期待通り」、「期待をやや上回る」、「期待を大きく上回る」転職者の多くは、「定年まで働きたい」、「時期は未定だがしばらく働き続けたい」という回答が大多数を占めました。「期待が下回った」回答者は、1年以内、3年以内と期間の幅はあれど早期での離転職を検討しています。
 「社風、社員のクオリティ、昇給・賞与」が、転職者の期待度に大きく影響する
期待ギャップ ポートフォリオ
では、転職者が入社後に期待している項目は何なのでしょうか。期待を下回ったと答える転職者が特に低い点数を挙げた項目は、上図の赤丸線部。「社風」、「社員の質」、「昇給・賞与」でした。これらは、入社後に発覚して転職者の期待や意欲を大きく下げる要因になっています。

つまり、転職者が入社する前に、「社風」、「社員の質」、「昇給・賞与」についてきちんと提示。もしくは社内の見学や顔合わせなどを行なっておくことで、転職者の期待が落ちないように調整できる可能性が大きいのです。企業側にとっては一手間、二手間増えると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、入社後の活躍・定着に結びつくのであれば是非、お試し頂きたい取組です。