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データで見る「転職者心理」2014 今、人事が知っておきたい「転職者の傾向」と「対策」

要約すると
  • 「仕事内容」「給与」を転職者は注視!求人情報はわかりやすく正確に。

  • 「ブラック企業」の判断基準はネットの口コミ!?

  • 「年収アップ」を希望する人が50%以上に増加!選考初期に希望年収を確認!

転職者の「売り手市場」が続いた2014年。転職者の心理に変化はあったか?
有効求人倍率の上昇に伴い、転職者側の「売り手市場」が続いた2014年。採用難易度が高くなったことで、多くの人事担当者から「優秀な人材が応募してこない」、「選考辞退が増えた」といった声が寄せられました。

求人数が多く、企業を選ぶ目も厳しくなった転職者は、今年一体どのようなポイントで転職先を選んだのでしょうか。採用難がもしこのまま続くのであれば、転職者の心理や活動の「傾向」を把握し、「対策」を練ることが、今後の採用を成功させるための第一歩になるはずです。

そこで今回は、『転職者3000人を大調査!データで見る「転職者心理」2014 今、人事が知っておきたい「転職者の傾向」と「対策」』と題して、「エン転職」を使用して転職活動を行った約3000名の声と、その声から導かれる「対策」をお届けします。
※『エン転職』の会員に対するアンケート結果を元にしています/アンケート手法:WEBアンケート/アンケート期間:2014年11月11日~11月14日
【転職を考えた理由】「給与への不満」が44%と最多。
転職を考えた理由
働く人が転職を考えた理由の中で、1位になったのは「給与に不満がある」44%。2位の「会社の将来に不安がある」と同様、昨年調査と順位に変動はありません。一方、「仕事内容に不満がある」に代わって3位にランクアップしたのが、「会社の考え・風土が合わない」という理由。自由コメント欄の中には「企業風土やトップの考えに共感できる会社で働きたい」、「助け合う風土がある会社に転職したい」というものがあり、自分に合う考えを持つ会社を探している人が増えているようです。

また、「業界・職種を変えたい」という転職理由が5位に浮上していることも2014年の特徴の一つ。景気が向上し、求人数が増えてきていることを転職者が実感し始めているのか、未経験の業種・職種へチャレンジしたいと考える人が増えています。
【求人情報を見始める】重視するポイントは、「仕事内容」・「年収」・「やりがい」。
転職の際、重視すること
グラフは、「転職の際に重視するポイント」の結果です。転職者はこのポイントを意識して、求人情報を閲覧開始していきます。1位が「仕事内容」、2位が「年収」、3位が「やりがい」と、2013年に行なった同様の調査とまったく同じ結果に。では1位の「仕事内容」は、どんな内容が書いてあると良いのでしょうか。転職者に深堀りして聞いてみると、「自分のキャリアが活かせると思える仕事内容」、「現状のスキルを生かして、さらにスキルアップができると感じる仕事内容」というコメントが。転職を、さらなる成長へ繋げようと考える、前向きな気持ちが見て取れます。
人事がまずできる対策は、転職者に「詳細な求人情報を届ける」こと。
1「仕事内容」を重視する転職者が、自社の仕事を「出来る」・「スキルアップに繋がる」とイメージできるような情報提示が必要。
上記のアンケート結果から、人材募集をする際には、「仕事内容」を詳細に伝えることが重要です。求人情報内の「仕事内容」は、仕事の項目が箇条書きになっていませんか?転職者がその仕事は出来る、さらにスキルアップに繋がると思えるような内容になっているでしょうか。是非、点検してみましょう。
2「給与への不満」がある転職者は、求人情報にも懐疑的。経験・年齢に見合った給与額を提示しましょう。
「表示された給与の上限と下限の幅が大きいと、下限に買い叩かれるのではないかと不安になる」、「年収例が高くても、社員の平均年齢が若過ぎる会社は敬遠する」など、給与の書き方に関しては、多くの転職者からコメントが寄せられています。経験・年齢の記載の仕方は要注意ですね。