人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、過重労働について伺いました。
現在の月間平均残業時間を伺ったところ、「1~20時間」がもっとも多く45%。次いで「21~40時間」が41%となっています。残業発生の要因は、「取引先からの要望(納期など)にこたえるため」を挙げる企業が半数以上。残業問題は、生産性・体制など自社内だけの問題ではないことが見て取れます。
また、過労死ラインと言われる「月80時間以上の残業」。過去一年間で、このラインを超えた社員がいたかどうかを聞いてみると、40%の企業が「いた」と答えています。
過重労働に対して、7割超の企業が「取り組みをしている」と回答。取り組む理由でもっとも多かったのは「従業員の健康のため」でした。具体的な取組内容で多かったのは「業務分担やフローの見直し」58%、「管理職への教育(時間管理)」52%、「残業を事前申請させる」51%となっています。
最後に、「過重労働」についての困りごと・意見を伺いました。コメントには、「会社が残業推奨の風土になっている」、「無理に頑張ってしまう社員がいる」など、様々なご意見を頂戴しました。ぜひご参照ください。