人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、時間外労働(残業)について伺いました。
残業削減に取り組んでいる企業は全体の83%。昨年の同調査結果79%から4ポイント増加しました。主な取り組み内容は「業務分担やフロー見直し」、「管理職への教育」、「残業の事前申請制」が上位となり、効果も実感されているようです。
今後の残業削減の対応について、「積極的に取り組む」と考えているのは全体の55%。「状況を見て検討する」と答えた38%の企業と合わせれば、9割以上。残業時間削減に対する意識は全体的に高くなっていることが見て取れます。
一方、課題として「残業している人は、頑張っている人」という社内の風土や、属人的な残業理由により「会社として一律の対応が難しい」というフリーコメントが多く寄せられています。一朝一夕では解決しない残業問題。より良い職場づくりの参考としていただけるよう、今後は具体的な事例もご紹介していきたいと思います。