人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、テレワークについて伺いました。
自社において「テレワークを導入している」企業は9%。2011年に行なった同様の調査から1ポイント増加と、微増に留まっていることがわかりました。
テレワークを導入していない約90%の企業に、未導入の理由を聞いたところ、「テレワークに適した業務がない」が約半数を占めました。フリーコメントでも「導入したいが、自社の業務では実現が難しい」、「中小企業にテレワークは不向き」という声が散見され、テレワーク導入が微増に留まった要因が見て取れます。
一方、テレワークを実際に運用している企業は、導入して良かったこととして、「業務効率(生産性)の向上につながった」をもっとも多く挙げ、次いで「通勤困難者が継続して働くことが可能になった」、「多様性のある働き方を選ぶ社員が増えた」と回答。企業だけでなく社員にもメリットがあることがわかります。
今後のテレワーク導入の方針については、「導入していないし、今後も導入予定はない」という企業が全体の半数。総務省が推進する「テレワーク・デイ」も6割の企業が「知らない」と回答。テレワークの浸透は、まだまだこれからのようです。
最後に、テレワークに関してご意見を伺いました。肯定的な意見、難しいとする意見など、多くのコメントを頂戴しました。ぜひご参照ください。