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2年以内に中途採用した正社員の定着度調査
「入社後活躍研究所」で行なった調査結果より、まずは、「中途入社者の活躍・定着状況」をご紹介します。 1年以内に「転職サイト」または「転職エージェント」などの人材サービスを利用して、正社員の中途採用を担当し、入社後の活躍・定着状況を把握している方を対象にした調査結果です。
■調査目的:中途採用で入社した正社員の活躍・定着を妨げる要因を明らかにする。■調査対象:20~69歳の男女で、下記すべてに該当する方 ―公務員を除く、一般企業に勤めている ―「選定や選考の決裁権があり、業務・作業自体を担当している」または「決裁権はないが、業務を担当している」 ―1年以内に転職サイトまたはエージェントを使用して正社員の中途採用を実施した
		―入社後の中途採用社員の在籍状況や勤務状況ついて、ある程度把握している ■調査地域:全国 ■調査方法:インターネットリサーチ ■調査時期:2016年2月26日(金)~2月29日(月) ■有効回答数:927名 ■調査実施機関:株式会社マクロミル
2年以内に中途採用した正社員の定着度 ※採用経路別
直近2年以内で中途採用した正社員の定着度では、「100%」定着している企業は全体平均の14%。「80%以上」が36%となっています。

採用経路別に分類すると、転職サイト経由で中途採用を行なった企業での「100%」と「80%以上」定着を合計した割合は46%。エージェント(紹介会社)経由の同定着度は57%となっています。特に「80%以上」定着の割合で、転職サイト経由と、エージェント経由で10ポイントの差がつく結果となりました。

この点に関しては、企業から転職者への「入社前のリアルな情報提供」に差があったのではないかと入社後活躍研究所の千葉さんは語ります。
千葉 純平
千葉:以前、人事のミカタの特集にて、転職者の入社前の期待する項目に関して調査(https://partners.en-japan.com/special/160601/2/)がありました。 入社後に期待を下回ると離職可能性が高まることが調査結果として出ています。加えて、期待とのギャップを引き起こしやすい要素は、「社風」、「社員の質」、「昇給・賞与」だと報告されています。 この3つは転職者にとって入社してからでないとわかりづらい、または聞きづらい要素。これらリアルな情報を第三者であるエージェントが企業からヒアリングし、転職者に事前に伝えていた場合に定着度が高まっているのではないかと思います。つまり、転職サイト経由の場合は、面接などのタイミングで企業側から上記のようなリアルな情報を応募者に伝えることで、定着率は向上するとも考えられます。ぜひご検討ください。
2年以内に中途採用した企業の「定着に関する満足度」71%、「活躍度」72%
2年以内に中途採用した正社員の定着度に関する満足度、活躍度
企業の人事・採用担当者が感じる「2年以内に中途採用した正社員の定着度に関する満足度」に関して聞いてみると、「満足(とても満足している、まあ満足している)」が71%、「満足していない(あまり満足していない、全く満足していない)」は7%でした。

同じく「活躍度」は、「活躍している(とても活躍している、まあ活躍している)」が72%、「活躍していない(あまり活躍していない、全く活躍していない)」は4%です。
千葉 純平
千葉:中途入社者の定着に関する満足度と活躍度については、ほぼ同等の結果となっています。活躍しているから定着するのか、定着しているから活躍しているということなのか、各社満足や活躍の基準は様々かもしれませんが、約7割の企業が2年間で採用した社員の定着に満足し、また活躍していると感じています。