求職者の実体験から語る!「悪い印象につながったブラック面接」10~30
面接官のマナー
同様のアンケートで必ず現れる面接官のマナー問題。これらは多くの転職者がマナー違反と感じること。面接官の第一印象はその後の選考にも強く影響するものです。自分が求職者だったらと、転職者の視点で「どう見られているか」は意識をしたい部分です。
質問内容が就職差別につながる
仕事に関係のない個人情報を聞くのは、一発レッドカードです!女性に対して、入社後の結婚・出産での退職を心配して質問しているケースが見受けられますが、就職差別に繋がります。絶対に止めましょう。
(参照)厚生労働省HP 就職差別につながるおそれのある質問
http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
面接時に、応募資格とのミスマッチ発覚
可能性として考えられるのは、書類選考を行なう人事担当者と面接官の間で求めるスキルや合格ラインの認識に齟齬があったということ。お互いに無駄な時間とならないよう、社内で面接前に打ち合わせを行なう必要があります。
コミュニケーションが一方通行
面接にやってきた求職者は、自分のことをアピールしたいし、聞いてほしいはず。双方の理解を深める場でもあるため、一方的に聞くのではなく、きちんと対話をしましょう。
あっという間に終わる面接
きちんとお互いに話をして、納得のいく「内定」が欲しい、というのが求職者のホンネ。そもそも話もしていないのに採用が決まると、何故?誰でもいいの?と疑念が。機械的な面接ではなく、「あなたに来てほしい」という気持ちが伝わる面接をしましょう。
求人内容との齟齬
雇用条件や待遇など、面接で話を聞いたら求人情報と違っていた!?となれば、それは騙されたと思うのは当たり前です。求人情報を正直に、正確に打ち出すことは何よりも重要です。
会社の雰囲気が悪い
企業にとって、意外に見落としがちなのが社内の雰囲気や清潔感。面接で初めて訪問する求職者は、鋭敏な感覚で社内を見たり、聞いているものです。求職者の目に付く場所の整理整頓は必須です。
ブラック認定されてしまう面接。いかがでしょうか。大半の企業では、「さすがにここまで酷くない」という印象を持たれたかと思います。しかし、ブラックかそうでないかを判定するのはあくまで求職者。日々チェックしていきたいところです。