採用が難しい中、企業はどう対策する?参考にしたい各社の動向。
「採用難易度が上がる」と予測した企業は、決して手をこまねいているわけではありません。現時点で検討している、「募集段階」「選考段階」それぞれの対策について伺いました。貴社の中途採用において参考になる対策があるかvもしれません。コメントを見ていきましょう。
「募集段階」で行なう対策は?
採用広報
人材紹介
採用フロー
人材要件
社内
「選考段階」で行なう対策は?
選考スピード
選考フロー
社内
各社、旺盛な人材ニーズ有り。採用予定人数の見込みと理由は?
続いて、2015年に予定する中途採用の人数について伺いました。「採用予定人数は2014年と変わらない」という回答が最も多く全体の55%。次いで「2014年よりも増やす予定」という回答が32%。「減らす予定」と回答した企業は13%でした。
採用難易度が変化したとしても、採用人数は「変わらない」「増やす」企業が約9割。各社、旺盛な人材ニーズが見て取れます。その理由を見ていきます。
採用人数を増やす理由。トップは「既存事業の強化」66%。
採用人数を増やす理由で最も多かったのは、「既存事業の強化」66%。次いで「需要の拡大」となりました。景気の向上が企業の人材ニーズに拍車をかけていることがわかります。また、3位には「退職者の増加」という理由もランクイン。売り手市場ゆえに、社内からの退職者も出やすくなっている状況。欠員募集の繰り返しは悪循環。今いる社員を辞めさせないことも、2015年は注意する必要がありそうです。
採用人数を減らす理由。トップは「昨年の採用により人員充足」42%。
採用人数を減らすと答えた理由で多かったのは、「2014年の採用における人員充足」。昨年に採用しきったと考える企業は、今年は採用を控えていく模様です。次いで中途採用ではなく「新卒採用の積極化」が37%。新卒採用強化にシフトすることで、ある程度の採用人数を確保していく狙いが見えます。