【転職活動の期間】開始から「1ヶ月未満」の転職者が最多。
転職活動を始めて「1ヶ月未満」という人が最多の28%。転職活動初期の活発な動きから、3ヶ月を超えることで徐々に減少していく様子が見て取れます。これは、3ヶ月程度で内定を得て、転職サイトを見ることがなくなっていくことを現しています。転職者は、数ヶ月スパンで常に入れ替わっているのです。
【メインで使用している転職サービス・ツール】「転職サイト」が55%。
「エン転職」の会員である転職者に、メインで使用している転職ツール・サービスについて質問しました。そのため、「転職サイト(直接応募)」と「転職サイト(スカウトサービス)」の合計が73%と高くなっています。とはいえ「エン転職」を併用しながら、「ハローワーク」をメインに活用しているという人は11%。
【ブラック企業の判断】約半数が「口コミサイト」の評判を重視。
近年、話題に挙がることが多い「ブラック企業」。転職者に応募・面接のタイミングで、ブラック企業だと思った会社があるか?という質問をしてみました。結果は、76%が「ある」という結果に。それでは、どんな時に、転職者は企業をブラックだと感じるのでしょうか。
1位は「口コミサイトなどネット上の評判」。多くの転職者は求人情報を見た後に、口コミサイトなどで社名を検索しているとコメントがあり、その際に悪い評判を見つけると「ブラック企業」と判断しているようです。また、2位の「求人広告に書かれている内容に信憑性・根拠がない」には、高待遇にも関わらず同じ求人情報が常に掲載されていることへの疑念がコメントから伺うことができました。
口コミ時代の対策は、現状の社員と協力して、正直な口コミを地道に掲載していくこと。
インターネットで検索すれば、様々な情報が手に入る昨今。多くの転職者が求人サイトのみで判断せず、口コミサイトなどで御社のことを調べていると思って間違いないでしょう。今働いている社員の方々の協力で、正直な口コミを掲載することや、そもそも風評被害に逢わないためにも、良い会社・風土づくりを作ることで、良い口コミが増えていくはずです。すぐに結果の出る対策ではないかもしれませんが、インターネットの情報も長く残るもの。着実な姿勢が良い結果につながっていきます。