そもそも、なぜ、女性の活躍が大切に?
「女性社員を増やそう」「女性が活躍できる職場に」という声は多いですが、なぜ、女性の活躍が大切かという部分は見落としがち。そこで、女性の活躍が注目される3つのポイントから押さえていきます。
1ダイバーシティ・マネジメント
ダイバーシティ・マネジメントという言葉をご存知でしょうか?中途社員、女性、外国人など個々の違い(多様性)を受け入れ、認め、活かしていくマネジメントのこと。これまでの日本企業は男性正社員が中心でしたが、成果主義やグローバル化が進むなか、「変化に強く、創造性の高い組織」をつくるために注目されています。
2日本の少子高齢化
以前からニュースや新聞で騒がれてきた少子高齢化ですが、いよいよ目の前の問題に。「人手不足」が深刻な状況になっており、特に若手人材の確保に頭を悩ませる人事・経営者も増えています。だからこそ、今まで活かせていなかった人材の活用が見直されている、といった背景があります。
3「優秀人材」のボーダレス登用
いかに優秀な人材に入社してもらうか?その対策として、ワーキングマザーや外国人を能力重視で採用し、その社員に合わせた働き方をしてもらう企業も増えてきました。また、女性の所得・購買力向上に伴い、「女性市場」拡大の期待も向上。女性の視点を取り入れた商品開発や企業ブランディングに力を入れる企業も増えているのです。
いかがでしょうか。「今は女性の登用はあまり考えていない」と言っているうちに、手遅れになってしまった…ということも考えられます。少しでも早期に対応していくことが求められています。