法律上、聞いてはいけないNGな面接質問をご紹介します。
ココがポイント!
- 性別、家族環境、思想・信条他、法律に抵触する面接質問はNG!
- 面接は、我流になりがち。第三者が参加し、言動をチェックし合うことが向上のポイント
- 採用の成否は、面接官の対応次第
性別、家族環境、思想・信条他、法律に抵触する面接質問はNG!
求職者にとって、企業の印象は面接を担当する人事採用担当者そのもの。面接官の力量が重要になっていきます。しかし、我流で面接を経験してきたものの、基礎の部分がなく不安だという声も。少なくとも絶対にしてはいけないNG質問を知っておきましょう。
【1】家族構成や家庭環境に関すること
- ・ご両親は共働きですか?
- ・ひとり暮らしですか?
- ・お父様の職業は何ですか?
【2】本籍地や出身地、帰省先など
- ・ご出身はどちらですか?
- ・本籍地はどちらですか?
- ・あなたのお父様やお母様の出身地はどこですか。
- ・あなたの生まれ育った街について教えてください。
【3】思想・信条(宗教、購読新聞、愛読書、尊敬する人物など)
- ・座右の銘を教えてください。
- ・尊敬する人物を教えてください。
- ・将来どんな人になりたいですか?
- ・あなたは、どんな本が好きですか。
【4】自宅付近の情報、経路などs
- ・お住まいの地域は、どんな環境ですか。
- ・面接会場までどのように来ましたか?
- ・あなたの自宅付近の略図を書いてください。
【5】男女雇用機会均等法に触れる質問
- ・現在お付き合いしている方はいますか?
- ・結婚しても働き続けますか?
- ・結婚の予定はありますか?
【6】労働組合への加入状況
- ・労働組合に加入したことはありますか?
- ・学生運動に参加したことはありますか?
面接は、我流になりがち。第三者が参加し、言動をチェックし合うことが向上のポイント
面接官はかならず複数人で実施。お互いの質問を相互チェックすることが、向上のポイントです。
お互いに事前にしたい質問をまとめ、変な質問をしないか確認しています。たまに盛り上がってしまってプライベートに踏み入りすぎそうな時は、セーブしていきましょう。
採用の成否は、面接官の対応次第
転職活動中、面接によって「この会社には入社したくない」と思った経験がある求職者は85%。実に10人中8人超が面接によって、入社意欲を減退させています。
Q
面接を受けて、「この会社に入社したくない」と思ったことはありますか?
「入社したくない」と思った理由を聞くと、上位3位に、「面接官」が2項目ランクインする結果。それだけ、会社の顔である面接官に、採用の成否がかかっています。会社の評判にも影響が出てくる危険もありますのでご注意ください。まずは、してはいけない質問をしていないか、本ページを参考にチェックしてみてください。
Q
面接で、「この会社には入社したくないと思った」理由を教えてください。(複数回答可)