中途採用を成功させるポイントとフロー、職種別資料。
採用計画とは、「中途採用における活動の指標となる計画」のことです。自社の経営方針や事業計画を達成するために、どの部署に、いつ、何人、どのような人を採用する必要があるか計画していきます。その計画を達成するために、どのような方法で採用するのか示したものが採用戦略となります。
つまり、採用計画は、人材の採用や配置を適切に行なうことで“事業の成功”を目指す計画と言えるため、事業計画とのすり合わせが大切になります。採用戦略しか考えたことがなかった…、そんな方にもわかるよう、採用計画の立て方について説明していきます。
採用計画の立て方から気をつけるポイント、計画を立てるメリットまで、詳しく説明していきます。
【計画】――物事を行なうために方法・手順などを筋道立てて企てること。また、その企ての内容。
文字通りではありますが、筋道を立てることに意義があります。行きあたりばったりの中途採用を実施していると、「採用できた」「採用できなかった」で終わってしまいがちですが、採用計画があることで「○人採用ができ計画は順調だが、事業計画達成のために追加で○人採用したい」、「計画通りに進捗が進んでおらず、別の手法を使ってでも○人採用したい」など、検証を都度実施し、対策の実施や軌道修正も容易になることがメリットです。
採用に関わる人を洗い出し、必要に応じて配属先の部署の責任者、社長・役員などに採用への協力を依頼。
採用体制のメンバーに、「なぜ採用するのか」目的を共有。
採用する上で入社時に必要な経験・知識・資格・スキルと、入社後に教えれば大丈夫な経験・知識・資格・スキルを整理し、メンバーに共有することで、採用基準が統一されていきます。
面接における経験・スキルチェックのための質問や、転職理由・自社への志望理由への質問、また自社を魅力付けする際のポイント部分を共有しておきます。
また、面接担当によって「この人は合格、この人は不採用」と評価がバラバラにならないよう、評価方法の選定や評価シートの準備、面接官向けトレーニングを、必要に応じて導入します。
内定を出したとしても、在職中の応募者はすぐに入社はできません。そのため、入社の期限をある設定すると共に、逆算して求人広告の掲載を2ヶ月~3ヶ月前にスタートすると良いでしょう。
『エン転職』のような転職サイトでの求人広告もあれば、自社で求人を公開できる『engage』のようなサービス、求人誌・フリーペーパー、人材紹介、合同説明会、ダイレクトリクルーティングなど、様々な採用手法が溢れる現在。スケジュール、コスト、自分たちの手間暇、そしてサイトのユーザー数や年代傾向等を冠が見ながら、採用手法を検討し、スケジュールに沿って進めていきます。