労基署の調査「定期監査」と「申告監査」の違いは？

労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を調査するため、
企業に調査・指導を行なっています。

その調査・指導には、代表的なものとして
「定期的・計画的調査」と「従業員の申告に基づく調査」の2種類があります。

（1）定期監査
定期的・計画的に実施される労働基準監督署主導の調査です。
原則として臨検（立ち入り調査）は行なわれず、
必要書類を持参のうえ事業所が労働基準監督署へ出向きます。

（2）申告監査
元従業員や従業員など、労働者からの申告に基づいて実施される調査です。
労働者からの申告により開始されるもので、その裏づけとなる事実を中心に
臨検（立ち入り調査）が行なわれます。

ご参考ください。