人事のミカタ エン・ジャパンが提供する
採用担当のためのメディア
3つのポイント
  • お役立ち資料
    ダウンロードし放題!
  • 採用・労務の最新
    情報
    を毎週お届け!
  • 会員限定
    プレゼントも!
ログインはこちら
採用に関する
ご相談はこちら
お問い合わせ
本日のブラボー
ありがとうございます!
よろしければ、一言メッセージをお願いします!
よろしければ、コメントをお願い致します。
改善に向けて対応させていただきます。
そのお悩みに!
人事労務Q&A

人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!

34 ブラボー
0 イマイチ
Q

残業を命じても拒否する社員に残業を強制することはできますか?

残業を命じても、それを拒否して帰ってしまう社員がいます。他の社員のやる気にも影響するので何とかしたいのですが、そもそも会社として時間外労働を強制することはできるのでしょうか。



A

まず、社員に時間外労働・休日労働を行わせる場合には、労働基準法第
36条に基づく「36協定」が締結され労働基準監督署に届け出ている事が必要です。この36協定の締結と届出により、会社は法定労働時間を超えて労働をさせても罰せられないという免罰的効果を得られます。

ただし36協定を締結・届出したからといって、全ての社員に対して一律で時間外労働・休日労働の義務が発生するわけではありません。時間外労働・休日労働は業務上の必要が認められるものに限って個別に認められるものであり、労働契約や就業規則にも規定を定める必要がありますのでご注意ください。

ご質問のケースが上記を満たしているようであれば残業の強制は可能です。残業拒否に特段の理由がない場合、業務指示命令違反と言えるでしょう。




「人事のミカタ」事務局が、人事・採用担当者のご質問にお答えします。 ご質問はこちら
関連するQ&A