人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
毎年、年末年始や季節変わりに休む社員が散見されます。その後、しばらくして上司から「該当社員のメンタル悪化」を報告されることも。現場の上司の「メンタル不調者」発見に役立つノウハウやポイントはありますか?
年末年始明けや季節の変わり目は、気持ちが緩んでしまったり、心身の不調者が増える時期。仕事でミスが増えたり、ウツが悪化する人が少なくないため注意が必要です。
メンタル不調者発見のポイントは、普段と違う「部下の微妙な変化」に気づくこと。まずは以下の事象やトラブルを注視することが重要です。
ぜひ下記の語呂合わせを参考にしてください。
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【ケ】欠勤
【チ】遅刻・早退
【な】泣き言を言う
【の】能率の低下
【み】ミス
【や】辞めたいと言う
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「ケチなのみや」と覚えましょう。
上記のような業務上の変化は社員からのサインです。
欠勤、遅刻の他、「進捗報告が減った」など能率低下の場合なども
発見次第のフォローが重要になります。
管理職の方々に上記語呂合わせでの「気づきのポイント」を共有、浸透させて、
メンタル不調者の早期発見につなげてください。
<監修>-------------------------------------------------------------
手塚伸弥|『人事のミカタ』編集長/第二種衛生管理者/認定心理士
2001年から人材系企業にて求人広告・採用広報ツールなどのコピーライター、クリエイティブディレクターを経て、2014年エン・ジャパン入社。以後、編集長として採用・人事労務・雇用関連の調査や情報発信を行なう。
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