人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
急遽、自社でテレワークを始めましたが、社員から「腰が痛い」「目が疲れた」などの声があがっております。推奨される在宅勤務環境があれば教えてください。
現在、新型感染症対策で、テレワーク・リモートワークに切り替えた企業様や社員の方から同様の声が聞かれます。
そのため、厚生労働省のまとめたガイドラインから、自宅等でテレワーク・リモートワークを行なう際の作業環境についてご紹介します。社員に助言等をする際に参考にしてください。
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部屋の明るさ(照明)
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・机上は照度300ルクス以上とする
※照度300ルクスは台所の調理台程度の明るさ
・室内は、できるだけ明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること
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PC
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・ディスプレイは照度500ルクス以下で、輝度やコントラストが調整できる
・キーボードとディスプレイは分離して位置を調整できる
・操作しやすいマウスを使う
・ディスプレイ画面の明るさ、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくすること
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窓
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・窓などの換気設備を設ける
・ディスプレイに太陽光が入射する場合は、窓にブラインドやカーテンを設ける
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机
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・必要なものが配置できる広さがある
・作業中に脚が窮屈でない空間がある
・体型に合った高さである、又は高さの調整ができる
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椅子
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・ 安定していて、簡単に移動できる椅子
・ 座面の高さを調整できる椅子
・ 傾きを調整できる背もたれがある椅子
・ 肘掛けがある椅子
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室温・湿度
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・気流は0.5m/s以下で直接、継続してあたらず
・室温17℃~28℃
・相対湿度40%~70%となるよう努める
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部屋
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設備の占める容積を除き、10m3以上の空間
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作業中の姿勢や、作業時間にも注意しましょう!
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・ 椅子に深く腰かけ背もたれに背を十分にあて、足裏全体が床に接した姿勢が基本
・ ディスプレイとおおむね40cm以上の視距離を確保する
・ 情報機器作業が過度に長時間にならないようにする