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2017年 夏季賞与について

賞与支給額、「前年と変わらない」と回答した企業57%→64%
 上がらない賞与への社員不満や、査定基準に悩む企業多数
アンケート実施期間:
2017年4月26日(水)~2017年5月30日(火)
有効回答数:
457名

今回は、「2017年 夏季賞与」について伺いました。
夏季賞与の支給に関して伺ったところ、「支給予定」と回答した企業は84%。昨年の調査から1ポイント増加しています。支給予定額の増減については、「前年と変わらない」と回答したのは64%。昨年と比較して7ポイント上昇。伴って「増額予定」の企業、「減額予定」の企業は、それぞれ割合が減少しています。

「増額予定」の企業を従業員規模別で見ると、もっとも多かったのは「11〜30名」の企業30%。業種別で多かったのは「流通・小売関連」46%となりました。「減額予定」の企業では、「1001名以上」規模が13%と最多。業種別では「広告・出版・マスコミ関連」が多く、27%となっています。

最後に、賞与支給に関する悩みについて伺ったところ、「減額すると退職者が出る恐れがあるため簡単に減額できない」、「評価基準や評価者のレベルがマチマチ」など、社員の賞与への不満や、査定基準そのものに悩む声が散見されました。
その他、業績不振による原資の問題や、人事考課を行なう上長の対応に悩む声も。ぜひご参照ください。

Q1
2017年 夏季賞与は、支給予定ですか?
支給予定:84%、支給しない予定:9%、わからない:7%
Q2
Q1 で、「支給予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2016年)の夏季賞与と比較し、支給額に変動はありますか?
【全体】増額予定:27%、減額予定:9%、変わらない:64%【従業員規模別】[1~10名]増額予定:21%、減額予定:5%、変わらない:74%[11~30名]増額予定:30%、減額予定:8%、変わらない:62%[31~50名]増額予定:30%、減額予定:10%、変わらない:60%[51~100名]増額予定:19%、減額予定:11%、変わらない:70%[101~300名]増額予定:30%、減額予定:9%、変わらない:61%[301~1000名]増額予定:30%、減額予定:7%、変わらない:63%[1001名以上]増額予定:20%、減額予定:13%、変わらない:67%【業種別】[IT・情報処理・インターネット関連]増額予定:25%、減額予定:3%、変わらない:72%[メーカー]増額予定:24%、減額予定:11%、変わらない:65%[商社]増額予定:28%、減額予定:10%、変わらない:62%[不動産・建設関連]増額予定:22%、減額予定:6%、変わらない:72%[金融・コンサル関連]増額予定:27%、減額予定:9%、変わらない:64%[流通・小売関連]増額予定:46%、減額予定:8%、変わらない:46%[広告・出版・マスコミ関連]増額予定:18%、減額予定:27%、変わらない:55%[サービス関連]増額予定:24%、減額予定:5%、変わらない:71%[その他業種]増額予定:33%、減額予定:15%、変わらない:52%
Q3
Q2 で、「増額予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2016年)の夏季賞与と比較し、何%程度増加しそうですか?
1%未満:3%、1%~3%未満:23%、3%~5%未満:19%、5%~7%未満:8%、7%~10%未満:5%、10%~15%未満:10%、15%以上増:9%、わからない:23%
Q4
Q2 で、「増額予定」と回答した方にお伺いします。
夏季賞与を増額する理由をお教えください。(複数回答可)
業績が好調:71%、社員の意欲向上:50%、離職・退職の予防:13%、景気との連動:8%、同業他社と比較して自社が低い:7%、消費税増税、物価上昇への対応:2%、その他:9%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 月数が確定しているので理論上は増額となる。
  • 昨年と比べて業績が回復している。
  • ベースとなる基本給が各位とも増えておりその2カ月分+αの計算式のため。
Q5
Q2 で、「減額予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2016年)の夏季賞与と比較し、何%程度減少しそうですか?
1%未満:2%、1%~3%未満:18%、3%~5%未満:18%、5%~7%未満:5%、7%~10%未満:16%、10%~15%未満:11%、15%以上減:5%、わからない:25%
Q6
夏季賞与を減額する理由をお教えください。(複数回答可)
業績不振:79%、経営体質強化に向けた人件費圧縮:38%、給与と賞与の配分見直し:9%、社員数の増加:6%、同業他社と比較して自社が高い:3%、社員の平均年齢低下:3%、その他:12%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 昨年が良過ぎた。
  • 親会社と歩調を合わす。
  • 査定を厳しくし多く貰える社員とそうでない社員の差を大きくしたことで全体的に減額となった。
Q7
社員への賞与支給に関して、悩みや課題があればお教えください。


社員のモチベーションへの悩み
  • 賞与増額の原資が無いが、社会的には増額傾向であるため、賞与額(給与額)で退職を決意する職員が少なからずいることが悩み。
  • 本来賞与は給与と違い、業績によっては出ないこともあることが理解されず、賞与が出ることが当たり前となっているので、減額や不支給となると不満になりやすい。
  • 賞与の配分が実績重視のためメンバー間で差が生まれる。そのためローパフォーマーのモチベーションが下がる。
  • 賞与支給(UP含む)が当たり前の事として捉えている部分もあり、新聞等で発表される大企業の実績と比較し、「少ない」「年収が低い」と言う社員も少なからずいます。
  • 業績によっては増減があるのは仕方がないが、支給額が社員のモチベーションを下げないよう配慮するにも限界がある。
評価・査定基準への悩み
  • 査定方法が難しいです。何を優先するかの価値観で査定が変わるので、本社、支社、マネージャー、本人、他の従業員それぞれ良いとする基準の統一化が必要です。
  • 評価方法と賞与への反映の仕方。現行の仕組みはあるが社員へのモチベーションにつながっている感じはしないため。
  • 明確な評価基準が課題。算定式が曖昧。
  • 賞与は成績、評価を加味して支給しますが、上下の差を大幅につけにくく、最終的には無難に調整してしまいがちです。
  • 地域差がまだ是正されていない。評価制度が成熟していない、古い制度のままなので賞与に反映されにくい。
業績不振や原資への悩み
  • 増額したいがそうはいかないのが辛いところ。
  • 新聞、TVなどのメディアでは当たり前のように夏冬ボーナスの話題が出るが、中小では出ない!出せない?ところがいくらでもある。
  • 業績不振のため減額に。原材料の高騰による収益減少が要因であり、生産量は変わらないため製造現場はフル生産を維持。納得感が極めて低いため、収益分析の説明が必要。
人事考課への悩み
  • 賞与支給も社員教育という考え方を管理職層に持ってもらうことが困難。なぜ、この賞与額になったのか。それを説明する重要性や育成チャンスであると捉えてもらいたい。
  • 人事考課を反映させた支給になるので、今後のスキルアップや人材の育成に役立てるためのフィードバックが非常に重要になってくる。
  • 人事考課に基づき支給していますが、考課者から部下へ考課のフィードバックをするように依頼していますが、する部署とされない部署が有り、足並みが揃わない。
  • 旧態依然とした形式の査定者が多く、社内体質の変革は難しいと感じております。
  • 頑張った社員にも勤態不良の社員にも一律給与1か月分。代表の意向だが、頑張っても全く還元されないので、兼務したり残業したり持ち帰って頑張って働いても無駄。