人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、社内失業について伺いました。
現在、社内で「社内失業」状態の社員の有無を聞いたところ、「はい」と回答したのは6%。「いる可能性がある」と回答したのは17%。合計して23%の企業で「社内失業者、予備軍」がいることがわかります。
社内失業の発生要因については、「該当社員の能力不足」がもっとも多く70%。次いで、「該当社員の異動・受け入れ先がない」51%。その他コメントでは、該当社員の資質等、能力以外を挙げる企業が散見されました。
社内失業の対策については「該当社員への教育」が35%。配置転換のための教育や、チャンスの提示を行なう企業がもっとも多い結果に。しかし、次点は「特に何もせず、状況を見る」22%。再三にわたり教育をしたが改善に繋がらないという諦めの声や、現状ではまだ大きな問題になっていないという声がありました。
しかし、今後は、特定業務や限定的な能力を保持している社員など、事業構造や組織変更への対応がしにくい人材を筆頭に、社内失業する社員はますます増える...と懸念する声が数多く集まりました。詳細なコメントもぜひご参考ください。