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パワハラ対策について

職場のパワハラ対策を行なっている企業56%
 対策の課題は「管理職の理解の低さ」「パワハラの基準・境界の曖昧さ」
アンケート実施期間:
2016年11月30日(水)~2016年12月27日(火)
有効回答数:
203名

今回は、パワハラ対策について伺いました。
職場で起きるパワハラを「把握している」・「だいたい把握している」と答えた企業は、回答全体の45%。把握した経路は、「上長・同僚などからの相談」、「直接本人から相談」、「社内の噂」が上位を占めました。

パワハラが起きた部署に、特徴や傾向があるか伺ったところ、もっとも多かったのは「上司と部下のコミュニケーションが少ない」37%。次いで「失敗が許されない」「他部署や外部との交流が少ない」部署が挙げられています。

パワハラ対策を行なっている企業は56%。各社が様々な取り組みを行なっています。その中で、有効と感じられたのは「社内に相談窓口を設置する」こと。一方、パワハラ対策を進める上での課題は「管理職の理解の低さ」「パワハラの基準・境界の曖昧さ」という回答が散見されています。

パワハラ対策を行なう理由、行なわない理由についても伺っています。様々な企業の声を、ぜひ参考にしてください。

Q1
貴社では、社内のパワハラについて、どの程度把握していますか?
把握している:7%、だいたい把握している:38%、あまり把握していない:32%、把握していない:12%、わからない:11%
Q2
Q1 で、「把握している」「だいたい把握している」と回答した方にお伺いします。
パワハラについて、どのように把握されたのですか?(複数回答可)
本人の周辺(上長・同僚等)から相談があった:46%、直接本人から相談があった:46%、社内の噂で聞いた:43%、ハラスメントの現場を発見した:20%、相談窓口に申告があった:19%、幹部会など役職者のMTGで共有された:9%、社内アンケート調査を実施した:9%、その他:5%
「その他」と回答した方のコメントより
  • 人数が少ないので、管理部の私が見てわかります。
  • 内部通報保護制度あり(ただしパワハラの事実はない)。
  • 月1回のミーティングで確認している。結果、発生していない事を把握している。
Q3
Q1 で、「把握している」「だいたい把握している」と回答した方にお伺いします。
実際にどのようなパワハラがありましたか?(複数回答可)
【パワハラの内容】精神的な攻撃:76%、過大な要求:24%、人間関係からの切り離し:19%、プライバシーの侵害:11%、身体的な攻撃:8%、過小な要求:2% 【パワハラの対象】上司から部下へ:74%、先輩から後輩へ:31%、正社員の同僚同士:15%、正社員から非正規社員へ:7%、部下から上司へ:5%、非正規社員の同僚同士:2%、後輩から先輩へ:2%、非正規社員から正社員へ:1%
Q4
Q1 で、「把握している」「だいたい把握している」と回答した方にお伺いします。
パワハラが職場に与えた影響について教えてください(複数回答可)
職場の雰囲気が悪化した:62%、退職者が出た:37%、メンタル不調の社員が増えた:30%、職場の生産性が悪化した:20%、休職者が出た:9%、その他:10%
「その他」と回答した方のコメントより
  • 現実的な問題は表面化していない。
  • 個人的関係の範疇で職場への影響なし。
  • 特に問題となるような事象ではない。
Q5
Q1 で、「把握している」「だいたい把握している」と回答した方にお伺いします。
パワハラが起きる部署に特徴や傾向はありましたか?(複数回答可)
上司と部下のコミュニケーションが少ない:37%、失敗が許されない(許容度が低い):20%、他部署や外部との交流が少ない:19%、残業が多い:16%、特に特徴や傾向はない:16%、休みが取り辛い:15%、様々な年代の従業員がいる:13%、従業員の年代に偏りがある:12%、従業員数が少ない:10%、従業員同士が干渉しない:8%、業績が低下、低調:7%、正社員・非正規社員など様々な立場の従業員が働いている:4%、従業員数が多い:4%、中途入社や外国人など従業員が多様:4%、競争が激しい:2%、評価と業績との連動が徹底している:2%、その他:10%
「その他」と回答した方のコメントより
  • ミスが多い社員に行き過ぎた指導がある。
  • ヒューマンスキルが低い。
  • 管理職のマネジメント能力不足。
  • モラルが異常なまでになく、閉鎖的で業務実態が不透明。
Q6
貴社では、パワハラ対策を行なっていますか?
はい:56%、いいえ:38%、わからない:6%
はいと回答した方の理由
  • 社会的に求められているから。
  • 企業文化として容認していないため。
  • 社員が健全に働くことを阻害するため。
  • コンプライアンス活動の一環として。
  • 職場環境の改善、遵法精神の醸成のため。
  • 企業の安定した運営の大きな妨げになる。
  • 主にマネジメント層への教育の一環として行っております。ハラスメントだけに絞って行うというよりは、マネージャー、リーダとしてのあるべき姿を提示するという形です。
  • 実際パワハラ気味の経営層と上層部自体にその意識がなかったため。
  • 働きやすい職場環境を作りたいため。
  • 離職の防止、モチベーション向上のため。
いいえと回答した方の理由
  • 小所帯であまり必要性を感じていない。その場での対処できる環境である。
  • 日頃の社員とのコミュニケーションで、概ね情報は全て把握できるため、大事になる前に個別対応できているため。
  • どのような対策が有効かわからない。
  • 経営層に認識がない。
  • パワハラ対策としてはしていないが、コンプライアンス研修の中のビデオでパワハラの内容も盛り込んでいる。
  • パワハラと指導の境界線がわかりにくく、人により感じ方も違い判断が難しいので。
Q7
Q6 で、「はい」と回答した方にお伺いします。
現在、どのようなパワハラ対策を行なっていますか?(複数回答可)
社内に相談窓口を設置:71%、就業規則に罰則規定を設ける:48%、管理職向けの研修・講習会の実施:48%、社外に相談窓口を設置:29%、従業員向けの研修・講習会の実施:28%、実態把握のためのアンケートや調査を実施:20%、啓発資料を配布・提示:19%、経営層からの全社指導:11%、その他:4%
Q8
Q6 で、「はい」と回答した方にお伺いします。
実施したハラスメント対策の中で有効だと感じたものは何ですか?(複数回答可)
社内に相談窓口を設置:51%、管理職向けの研修・講習会の実施:32%、就業規則に罰則規定を設ける:28%、従業員向けの研修・講習会の実施:21%、社外に相談窓口を設置:16%、実態把握のためのアンケートや調査を実施:14%、啓発資料を配布・提示:9%、経営層からの全社指導:7%、その他:14%
Q9
Q6 で、「はい」と回答した方にお伺いします。
パワハラ対策を進める上での課題は何ですか?(複数回答可)
管理職のパワハラに対する認識・理解が低い:52%、パワハラの基準・境界が曖昧:41%、経営層のパワハラに対する認識・理解が低い:32%、一般社員のパワハラに対する認識・理解が低い:29%、パワハラされた人が訴えてこない:26%、パワハラされたと訴える人の過剰意識:22%、パワハラの発覚、把握が遅れる:22%、会社の風土が元から威圧的:14%、訴えられるのを恐れる上司の萎縮:4%、その他:4%