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2026年の採用時に知っておくべき年収相場とスキル相関!

職種別「賃金相場レポート」2026

公開日 2026/1/28
更新日 2026/1/28
要約すると
  • 人事が知るべき直近の「賃金とスキル相関」。2026年の採用に役立つ職種別「賃金相場レポート」。
  • 世の中の賃上げの動きが転職市場にも反映され、幅広い職種・地域で、最低・最高年収の下限が上昇
  • 賃上げの動きは⾸都圏では⼀巡、地⽅都市へ波及。
監修者
「人事のミカタ」編集長/第二種衛生管理者/認定心理士
手塚伸弥
2001年から人材系企業にて求人広告・採用広報ツールなどのコピーライター、クリエイティブディレクターを経て、2014年エン入社。以後、編集長として採用・人事労務・雇用関連の調査や情報発信を行なう。
はじめに

「自社の給与テーブルは、今の市場で戦える水準か?」
「求めるスキルを持つ人材を確保するために、どの程度の投資が必要か?」


多くの中小・中堅企業の経営者や人事担当者は、上記のような切実な問いに直面しています。

2024年から2025年にかけて、日本の労働市場は「賃金相場のパラダイムシフト」とも言える大きな変化を経験しました。物流・建設業界での労働時間規制(2024年問題)に伴う処遇改善や、過去最大幅となった最低賃金の引き上げ、さらにはDX・生成AIの普及による高度専門人材の報酬急騰。これら複数の要因が重なり、従来の「相場観」は刻々と変化しています。

「募集を出しても応募が来ない」「最終選考で他社に年収条件で競り負ける」といった事態を防ぐためには、勘や経験に頼るのではなく、客観的な市場データに基づいた「賃金の適正化」が不可欠です。

2026年に向けた採用戦略を立案し、自社に最適な人材を確実に確保するための「羅針盤」として、ぜひ本レポートをご活用ください。

職種別「賃金相場レポート」の掲載職種一覧

本特集では、国内主要の人材サービス企業が協力する「一般社団法人 人材サービス産業協議会(JHR)」の最新調査データを基に、主要12職種の賃金相場とスキルの相関を解説します。

① 経理財務
② 人事
③ コンサルタント
④ IT(Web/アプリケーション)
⑤ エンジニア(機械設計)
⑥ 法人営業(IT)
⑦ 法人営業(メーカー)
⑧ 施工管理
⑨ 地方企業の管理職
⑩ 介護(施設・訪問)
⑪ 物流ドライバー
⑫ 飲食店の店長・店長候補

『転職賃金相場』の概要

『転職賃金相場』は、人材紹介事業または募集情報等提供事業(あるいはその両方)を営む国内の主要な企業7社の協力を得て、中途採用の正社員の募集が多い職種と人材不足が深刻であるなど注目すべき職種について求人情報で提示されている年収の最低額及び最高額のおおよその範囲を示しています。

『転職賃金相場』の対象と集計方法

国内の主要な人材紹介会社、求人メディア会社各社の、2025年4月~8月における全求人情報から、「最低年収額の中央値」と「最高年収額の上位15%値」の数値それぞれの範囲を「相場」としています。

調査対象期間 2025年4~8月
対象エリア 首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)、
東海(愛知・岐阜・三重)、
関西(大阪・京都・兵庫)

ただし、「地方企業の管理職」は、首都圏・東海・関西以外の地域

データ出典元 国内主要求人メディア(募集時年収)、人材紹介会社(募集時年収・定性情報)

※一部の職種において、データ出典元が昨年度と異なっている場合があります。

集計方法と掲載内容 対象期間・エリアに該当する求人情報における職種ごとの
①募集時最低年収の中央値
②募集時最高年収の上位15%位

を各社から集約し、その最低値~最高値までの範囲を棒グラフで示した。なお、各社の得意とする顧客層や事業領域は異なっているため、金額の分布にはばらつきがある。また、人材紹介会社からの情報を基に、首都圏における、一定の年収帯ごとの採用が決定した者の特徴について定性情報として記載した。

※詳細は下記のリンクからご参照ください。
https://j-hr.or.jp/wage/34755/

賃上げの動きは⾸都圏では⼀巡、地⽅都市へ波及
昨年の賃金相場の特徴
  • 「首都圏での賃上げの一巡」と「東海・近畿圏への波及」

2024年まで続いていた「首都圏を中心とした爆発的な賃金上昇」は、2025年調査において一つのターニングポイントを迎えました。首都圏では年収上昇が落ち着きを見せ始め、一部の職種ではポテンシャル採用の拡大により下限数値が微減・調整されています。

一方、賃上げの波は今、東海・近畿圏へと波及。首都圏が「高止まり・調整局面」にあるのに対し、東海・近畿圏は「急速なキャッチアップ(追いつき)」のフェーズと言えるでしょう。地方都市の大手企業が首都圏企業と人材を奪い合う状況は、2026年も継続する見込みです。

転職賃金相場 前年比の増減率

前年(2024年)の賃金額を100として、2025年の賃金を比較した図となります。法務、経営企画他、本特集にて詳細を紹介していない職種に関しても、記載しています。

前年比較で130%以上賃金がアップしている職種、105%以上130%以下に賃金がアップしている職種が多くなっています。採用の際には、本図にて該当職種をご確認ください。

105%以上130%未満
130%以上
前年比(%) 首都圏 東海 近畿
募集時最低額 募集時最高額 募集時最低額 募集時最高額 募集時最低額 募集時最高額
下限 上限 下限 上限 下限 上限 下限 上限 下限 上限 下限 上限
経理財務 119 103 133 92.9 100 120 119 96 125 109 155 120
人事 118 100 121 100 111 110 188 109 120 109 130 100
法務 118 93.8 122 101 126 120 188 100 120 101 130 100
経営企画 117 100 106 110 92.3 85.7 84.5 106 142 100 129 107
広報 100 100 120 94.2 - - - - - - - -
コンサルタント 90.9 104 76 111 85.7 109 175 75 113 109 95.2 102
Webマーケ 117 100 143 100 - - - - - - - -
IT(Web/アプリケーション) 110 100 96.3 93.8 101 100 103 86.7 100 90.9 91 104
IT(ネットワーク) 112 100 65.8 93.8 112 100 59.4 108 87.7 100 116 92.3
IT(セールスエンジニア) 100 100 200 100 120 85.6 203 80.3 71.4 100 140 83.3
エンジニア(機械設計) 100 100 94.4 100 100 100 100 100 100 100 93.8 90.7
エンジニア(電気・電子回路設計) 133 110 101 107 137 100 141 103 133 100 115 100
エンジニア(組込・制御ソフトウェア開発) 133 104 118 108 150 100 106 100 140 100 136 101
法人営業(IT) 133 100 88.8 120 178 120 115 98.8 160 115 95 100
法人営業(メーカー) 100 109 107 108 114 100 125 121 114 110 100 108
施工管理 117 110 198 100 110 100 166 109 106 100 184 100
介護(施設・訪問) 96 95 112 92.2 98.6 91.4 97.6 108 111 88 132 106
物流ドライバー 100 103 143 102 87.5 100 151 103 86.3 100 143 95.4
飲食店の店長・店長候補 100 101 142 100 113 105 100 114 117 102 142 100
経理財務の賃金相場

首都圏では、前年300万円だった最低年収(中央値)の下限が288万円に微減しています。未経験者採用で門戸を広げる動きが影響していそうです。一方、近畿圏では最高年収(上位15%値の範囲)が650万円~1,200万円と急騰しています。

地方都市の大手企業がDXやガバナンス強化のために、首都圏と同水準の報酬を用意し、「守りの要」である経理幹部を採用しようとする動きなどが、影響していそうです。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 規模や業種を問わず、財務・リスク管理・IFRS・IRの責任者や部長以上の案件が中心。
採用決定者のスキルや経験 経理経験10年以上、公認会計士資格・経験、上場支援など高度な財務業務の経験、上場企業での決算経験、管理職経験、監査法人・会計コンサル企業での会計関連業務経験。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 40代~50代、同職種からの転職が多く、転職経験は2回以上が多い。20代~30代でコンサルティング業界から専門職としての転職もある。
800~999 転職先での役職・職務内容 経理・IRの責任者、マネージャー、リーダー。企業規模が小さくなると総務、広報などの責任者と兼任の場合も多い。
採用決定者のスキルや経験 経理経験5年以上、上場企業での経理財務経験、決算経験、IR経験、管理職経験、公認会計士、簿記2級以上。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~50代、同職種からの転職が多く、転職経験は2回以上が多い。
600~799 転職先での役職・職務内容 経理の部長候補、課長、リーダー、スペシャリスト候補。
採用決定者のスキルや経験 経理財務・IRなどの経験3年以上、上場企業での経験、管理職経験、簿記2級以上、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代~40代前半、同職種からの転職が多く、転職経験は2回以上が多い。
400~599 転職先での役職・職務内容 経理のリーダー候補や担当者、経営分析の担当者など。
採用決定者のスキルや経験 ほとんどが経験者で、経理財務、IRなどで3年以上の経験、簿記2級以上。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 20代後半~40代、他職種からの転職も多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 役職なしの担当者レベル。
採用決定者のスキルや経験 多くは経験者だが未経験者も多い。簿記3級もしくは2級以上。
その他の特徴 20代後半~30代前半、他職種からの転職が多い。
人事の賃金相場

首都圏では、最高年収(上位15%値)の下限が700万円から547万円へと下がり、より幅広い層での採用が活発化しました。東海圏では、最高年収(上位15%値)の上限が1,100万円から1,200万円へと引き上がっています。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 外資系の課長以上・日系企業の人事責任者・部長。規模や業界問わず海外採用担当などグローバル人事案件が多い。
採用決定者のスキルや経験 人事部門のマネジメント経験。中~上級レベルの英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 40代~50代、同職種からの転職が多く、転職経験は2回以上が多い。
800~999 転職先での役職・職務内容 人事企画の部長候補、課長、アシスタントマネージャーなど。規模や業界問わずグローバルに展開している企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 採用企画経験、給与計算業務など人事に限らず多様な経験。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~60代で40代が中心。転職経験は3回以上が多い。
600~799 転職先での役職・職務内容 人事制度、その他人事全般の課長・マネージャー候補、係長。外資系企業の日本法人ポジションがやや多い。
採用決定者のスキルや経験 人事実務、労務実務含む多様な経験、マネジメント経験。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代~50代で30代が中心。同職種からの転職が多く、転職経験2回以上が多い。
400~599 転職先での役職・職務内容 日系・外資系企業のエリアマネージャー、リーダー、リーダー候補、メンバーなど。
採用決定者のスキルや経験 採用・教育・給与など人事業務経験、人材サービス業界営業・キャリアアドバイザー、総務経験、簡単な読み書き程度の英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 20代後半~50代、同職種からの転職が多い。転職回数は1~2回が多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 採用スタッフ、給与厚生業務など人事労務全般の担当者。
採用決定者のスキルや経験 人事経験者、給与厚生関連業務経験が半数以上で、次いで人材業界出身者が多い。
その他の特徴 20代後半~30代前半、第二新卒、他職種からの転職が多い。
コンサルタントの賃金相場

首都圏の最高年収(上位15%値)の上限は前年1,800万円から2,000万円に。また、近畿圏の最高年収が2,040万円に達し、首都圏を超える状況に。地方企業のDX推進や事業承継ニーズが拡大し、高度な判断ができるコンサル需要に伴って伸長しているようです。

一方で東海圏の最高年収が2,000→1,500万円へ低下。コンサルへの外部委託から自社内製化(直接雇用)へシフトする動きなど、コンサル需要が落ち着いたことが一因のようです。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 外資、戦略・総合コンサルのシニアコンサルタント~マネージャー、シニアマネージャーレベル。プロジェクト進行の責任者。プロジェクト全体の方針策定、クオリティ管理、予算管理、クライアントとの折衝、場合によっては営業活動など。
採用決定者のスキルや経験 前職からのポジションアップを目的とするなど、同業他社からの転職が多い。コンサルティング、IT、金融系などで10~20年以上の経験。
その他の特徴 30代前半~50代後半が多い。
800~999 転職先での役職・職務内容 外資、戦略・総合コンサルのシニアコンサルタントかアソシエイトマネージャー。他業界から転職の場合はコンサルタントからスタート、同業他社からの転職、もしくは他業界でも豊富な経験があるとみなされると、シニアコンサルタントからスタートすることが多い。
採用決定者のスキルや経験 リーダークラスで係長~課長級の経験、プロジェクトマネージャー経験が求められる。コンサルティング、IT、金融系などで5年以上の経験。
その他の特徴 20代後半~40代後半が多い。
600~799 転職先での役職・職務内容 外資、戦略・総合コンサルのアナリスト~シニアコンサルタント等。プロジェクト内の一定範囲を受け持ち、自分の判断で業務を進め、その進捗ごとにマネージャーの指示を仰ぐ。
採用決定者のスキルや経験 コンサルティング、IT、金融系、異業種の大手企業などで5年以上の経験。
その他の特徴 20代半ば~40代前半。他業界からのキャリアチェンジ。同業他社からの転職の場合は、事業会社でのリーダー経験者が多い。
400~599 転職先での役職・職務内容 日系、中小企業向けの新人コンサルタントレベル。新人、未経験者なら、先輩の指示を受け、クライアントへのインタビュー、ディスカッションへの参加、各種情報収集と分析、資料作成などが主な業務。
採用決定者のスキルや経験 IT、金融系など異業種の大手企業などで5年以上の経験。
その他の特徴 20代~40代、第二新卒で他業界からの転職もある。
300~399 転職先での役職・職務内容 アナリスト、中小コンサルの募集が多い。従業員300~500人くらい。非上場のミドルファームの求人が多い。議事録をとるなどのアシスタント的な業務が中心。
採用決定者のスキルや経験 未経験者が多い。
その他の特徴 新卒や第二新卒が多い。
IT(Web/アプリケーション)の賃金相場

首都圏・東海圏では前年300万円だった最低年収(中央値)の下限が、それぞれ336万円・335万円へ底上げになっています。未経験者採用が多く、最低年収が低くなりがちなITエンジニア領域でも、賃上げが適用されている状況です。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 CIO、マネージャー、プロジェクト責任者、ディレクター、管理職。業界は多種多様、大手企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 全社的なプロジェクトマネジメント経験、マネジメント経験、クライアント業界の経験、英語・中国語などの語学力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~50代前半。他職種からの転職、転職経験3回以上の人が多い。
800~999 転職先での役職・職務内容 社内SEあるいはSEのプロジェクトマネージャー、マネージャー候補、課長候補など。業界は多種多様、各業界の大手企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 該当領域でのSEとしての業務経験、プロジェクトマネージャー経験3年以上。
その他の特徴 30代~50代。同職種で転職経験3回以上の人が多い。
600~799 転職先での役職・職務内容 社内SEあるいはSEのプロジェクトマネージャー、リーダー、担当者など。
採用決定者のスキルや経験 該当領域でのシステム開発経験、運用経験。
その他の特徴 20代後半~40代前半。同職種で転職経験3回以上の人が多い。
400~599 転職先での役職・職務内容 社内SEあるいはSEもしくはプログラマのリーダー、担当者など。業界は多種多様。
採用決定者のスキルや経験 該当領域でのシステム開発経験、運用経験。
その他の特徴 20代後半~50代で30代が中心。同職種からの転職が多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 エンジニア、プログラマ、メンバー職。中小企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 ITの知識がある、ITに抵抗がないなど。未経験者も多い。
その他の特徴 20代~30代。同職種からの転職が多い。
エンジニア(機械設計)職の賃金相場

首都圏・東海・近畿の全地域において、最低年収(中央値)の下限・上限が350〜500万円で維持されており、安定した需要が見られます。一方で、近畿圏の最高年収(上位15%値)の下限は800万円から750万円へと微調整が見られつつも、依然として高い水準を維持しています。

東海・近畿圏において、設計エンジニアは「欠かせない存在」です。上位層の微調整は、過度な引き抜き競争が一段落し、企業内の給与バランスに基づいた「適正な評価」に落ち着きつつあることを示唆しているようです。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 開発責任者、管理職が多い。外資系あるいは海外進出案件の担当で大手企業が中心。
採用決定者のスキルや経験 該当の専門分野での長年の業務経験。事業・拠点を一から立ち上げられる能力。
その他の特徴 30代後半~50代。
800~999 転職先での役職・職務内容 機械設計エンジニア。管理職より技術専門職が多い。大手中心だが、中堅規模の企業も多い。
採用決定者のスキルや経験 該当分野での長年の業務経験、プロジェクトマネジメント経験。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~50代。高専、大学院卒が多い。
600~799 転職先での役職・職務内容 機械設計エンジニア。管理職より技術専門職が多い。大手中心だが、中堅規模の企業も多い。
採用決定者のスキルや経験 該当分野での業務経験。3DCADの経験。
その他の特徴 30代後半~50代。大学卒が中心。
400~599 転職先での役職・職務内容 機械設計エンジニア、研究開発、技術スタッフ、担当者が多い。大手中心だが、中堅規模の企業も多い。
採用決定者のスキルや経験 ほとんどが該当分野での業務経験、設計・開発経験もしくは同業界の近い職種(CAD、セールスエンジニアなど)。
その他の特徴 20代後半~40代。他職種からの転職も多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 スタッフ、メンバー職。
採用決定者のスキルや経験 開発経験もしくは同業界の近い職種の経験者がほとんどだが、未経験者も多い。
その他の特徴 20代~30代前半。他職種からの転職がほとんど。
法人営業(IT)の賃金相場

首都圏では最低年収(中央値の下限)が300万円から400万円へと急上昇。東海・近畿圏でも、250万円だった下限が共に400万円台へと跳ね上がりました。ベース給を大幅に上げなければ、IT業界に若手を採用できない状況が鮮明となっています。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 大手企業向け営業の上級管理職、営業責任者、部門責任者など。外資系企業も多い。
採用決定者のスキルや経験 大手企業向けのIT営業経験5年以上、管理職経験、業界知識、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代前半~60代で50代が中心。
800~999 転職先での役職・職務内容 マネージャー、マネージャー候補以上。大手企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 IT業界の法人営業経験3~5年程度、管理職経験、業界知識、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代~40代。
600~799 転職先での役職・職務内容 マネージャー、プレイングマネージャー、マネージャー候補。数百名程度の中小・中堅企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 IT業界の法人営業経験3~5年程度。業界知識、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代前半~40代前半。転職経験3回以上の人が多い。
400~599 転職先での役職・職務内容 リーダーか担当者レベル、コンサルティング営業の担当者など。数百名程度の中小・中堅企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 企業規模問わずなんらかの営業経験者。
その他の特徴 20代後半~30代。他職種からの転職も多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 担当者レベル。メンバー。
採用決定者のスキルや経験 社会人経験あればよく、未経験者が多い。
その他の特徴 20代~30代前半。他職種からの転職が多い。
法人営業(メーカー)の賃金相場

東海圏では350万円だった最低年収(中央値)の下限が400万円に上昇。近畿圏でも同様の上昇が見られます。首都圏の最高年収(上位15%値)の上限も1,200万円から1,300万円へと引き上がっています。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 外資系の日本代表、日系大手企業の役員候補、海外営業、営業所長、本部長など。
採用決定者のスキルや経験 該当領域での豊富な営業経験、役職経験、マネジメント経験、中級以上の英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~50代。転職経験3回以上、他職種からの転職も多い。
800~999 転職先での役職・職務内容 法人営業の部長、マネージャー、マネージャー候補、リーダー職。日系大手もしくは外資系企業が多い。
採用決定者のスキルや経験 該当領域での営業経験、マネジメント経験、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~60代。転職経験者が多く、同業種からの転職が多い。
600~799 転職先での役職・職務内容 企業規模問わず法人営業のマネージャー、マネージャー候補、リーダー、担当者など幅広い。
採用決定者のスキルや経験 業界での営業経験。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代~40代。同業種からの転職が多い。
400~599 転職先での役職・職務内容 企業規模問わず法人営業のリーダー候補、担当者、営業と同行し、提案~製品導入を技術面でサポートする業務など。
採用決定者のスキルや経験 該当領域での営業・技術者などの実務経験、業界知識。一部、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 20代後半~40代前半。同業種からの転職が多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 企業規模問わず、法人営業の担当者。
採用決定者のスキルや経験 未経験者が多い。
その他の特徴 20代~30代前半。第二新卒、他職種からの転職が多い。
施工管理の賃金相場

首都圏では、前年424万円だった最高年収(上位15%値)の下限が840万円へと、ほぼ2倍に急騰。東海圏も406万円から672万円へ、近畿圏も420万円から772万円へと、軒並み跳ね上がっています。これらは、2024年4月の残業規制(2024年問題)が直撃。人材確保のため、各社が基本給の抜本的引き上げと「労務単価」の修正を断行している影響です。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 大手企業の施工管理の専門職。
採用決定者のスキルや経験 プロジェクトマネジメント経験。1級施工管理技士、1級・2級建築士、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 40代~50代、決定年収は現職より上がる傾向。
800~999 転職先での役職・職務内容 大手企業の施工管理、海外施工管理、工事責任者。現場代理人幹部候補。
採用決定者のスキルや経験 電気工事経験、現場代理人経験、1級施工管理技士、1級・2級建築士、英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~50代。同職種からの転職がほとんど。
600~799 転職先での役職・職務内容 大手企業の施工管理の担当者。ファシリティマネジメント、調査計画、品質検査担当。
採用決定者のスキルや経験 該当業務の経験、1級・2級施工管理技士、1級・2級建築士。英語力が求められる場合もある。
その他の特徴 30代後半~50代。
400~599 転職先での役職・職務内容 大手企業の施工管理の担当者、建物修繕コンサル、現場監督、映像音響施設エンジニアなど。
採用決定者のスキルや経験 該当業務の経験、CADスキル、1級・2級施工管理技士、1級・2級建築士。
その他の特徴 20代後半~50代。
300~399 転職先での役職・職務内容 大手企業の施工管理の担当者、音響や厨房設備施工管理の担当者。
採用決定者のスキルや経験 社会人経験、建築現場経験。
その他の特徴 20代後半、理系専攻者多い。他職種からの転職が多い。
地方企業の管理職の賃金相場

前年450万円だった最低年収(中央値)の下限が300万円に低下、上限が700万円から650万円へと低下。地方企業でもポテンシャル層(若手リーダー候補)へターゲット拡大が図られたことが要因のようです。

※地方企業の管理職
本社所在地と勤務地の両方が、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)・東海(愛知・岐阜・三重)および近畿 (大阪・京都・兵庫)以外のエリアにあり、課長職以上の求人

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 地方の大規模~中堅企業でCXO、本部長、部長クラス。
採用決定者のスキルや経験 同業界内の転職が多い。大企業の管理職経験者、技術系あるいは経理系が中心。
その他の特徴 40代~50代、大卒・院卒が中心。
800~999 転職先での役職・職務内容 電気・医薬・化学メーカー等、大手企業の管理職、所長候補。
採用決定者のスキルや経験 同業界・同職種の転職が多く、経営企画室長、海外営業、専門性の高いエンジニアなど、リーダー・管理職経験者が中心。
その他の特徴 40代~50代前半が中心。学歴は高卒~院卒まで幅広いが大卒が中心。
600~799 転職先での役職・職務内容 大企業の化学・食品メーカー、コンサル、レジャー等幅広い業種の品質管理、営業、人事、経理などの課長、部長クラス、部長候補など。
採用決定者のスキルや経験 同業界・同職種で、管理職経験、エンジニア、経理など専門性の高い方が多い。海外営業、海外拠点の管理職経験等。
その他の特徴 40代~50代で、50代が中心。
400~599 転職先での役職・職務内容 業種は多種多様。総務経理課長などバックオフィスの管理職候補。
採用決定者のスキルや経験 他業界で同職種の転職が多い。経理、営業などでリーダー、その他管理職経験。
その他の特徴 40代が中心。
300~399 転職先での役職・職務内容 中堅企業の経理課長などバックオフィスの管理職候補。
採用決定者のスキルや経験 異業種からの転職が多い(金融→建設、機械商社→食品メーカーなど)。役職は担当者レベルが多い。
その他の特徴 20代後半~30代が中心。
介護(施設・訪問)の賃金相場

近畿圏において、前年300万円だった最高年収(上位15%値)の下限が462万円へと、160万円以上の大幅な上昇を見せました。また、東海・近畿圏ともに最高年収(上位15%値)の上限が650万円に到達し、首都圏と遜色ない水準に並びました。

厚生労働省による「介護職員等処遇改善加算」の拡充に加え、深刻な人手不足を背景に、「施設長」や「サービス提供責任者」などのマネジメント層に対し、これまで以上に強気な年収提示(最高650万円等)を行っている事業所が出現していることが要因です。

物流ドライバーの賃金相場
物流ドライバー

東海圏では399万円だった最高年収(上位15%値)の下限が600万円へ。近畿圏でも420万円から600万円へと急騰しました。要因は施工管理と同様、2024年問題への対応。運賃転嫁による賃上げ原資の確保が進み、大型・牽引免許保持者の年収が全国的に底上げされました。

飲食店の店長・店長候補の賃金相場

首都圏では最高年収(上位15%値)の下限が424万円から600万円へ。近畿圏でも420万円から595万円へと上昇しました。要因は言わずもがなの深刻な人手不足と最低賃金の記録的引き上げ。また、現場DXによる合理化で浮いたコストを、中核人材である店長の報酬へ還元する構造改革が進んでいます。

決定者の定性情報
年収(万円) 決定者・決定求人内容の特徴(定性情報)
1000~ 転職先での役職・職務内容 全国展開している大手飲食チェーン店の店長。店舗の売上管理や店舗改善の企画、実行。複数店舗の管理や運営、エリアマネージャー・SV等。
採用決定者のスキルや経験 飲食業界の一定規模以上の店長やマネージャー、複数店舗統括の経験。新規出店や店舗立ち上げの経験が求められる場合がある。
800~999 転職先での役職・職務内容 全国展開している大手飲食チェーン店の店長、または店長候補。店長候補は店長にステップアップすることが前提。
採用決定者のスキルや経験 3~5年程度の飲食業界の店長やマネージャー経験。
600~799 転職先での役職・職務内容 全国展開している企業の地域限定求人が多い。店長候補から店長へステップアップするキャリアの他に、将来的にバイヤーや商品企画などを目指せる場合もある。
採用決定者のスキルや経験 小売や飲食店の店長職やアルバイトの人員管理、シフト管理の経験。
400~599 転職先での役職・職務内容 数店舗展開の企業の店長職。
採用決定者のスキルや経験 前職も飲食店の店長職やスタッフ職と、未経験と半々程度。
その他の特徴 20代前半~30代前半で、高卒、専門学校卒が多い。
300~399 転職先での役職・職務内容 店舗の店長職。新店舗のオープニング募集が多い。
採用決定者のスキルや経験 前職も飲食店の店長職やスタッフ職と、未経験と半々程度。
その他の特徴 20代前半~30代前半で、高卒、専門学校卒が多い。
さいごに

転職市場の活況は2026年も続く見込みです。首都圏から地方都市への賃上げ波及や、幅広い職種で最低年収の底上げが見られる今、年収とスキルのバランスがずれていては採用を成功させることは難しいでしょう。2026年に中途採用を検討する際は、ぜひ本特集をご参考ください。

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