求職者が転職に感じる不安!「リスクを感じる」91%!
※【『エン転職』の会員に対するアンケート結果を元にしています。
アンケート手法:WEBアンケート/アンケート期間:2016年7月1日(金)~2016年7月31日(日)
回答者:9,101名】
最後のページでは、求職者の不安について傾向と対策をご紹介していきます。転職することについてのリスクについては、91%の方が「感じる」と回答しています。懸念するポイントの1位は「転職先がすぐに見つからない」62%。次いで、「思っていた仕事内容と違う」55%。「給与が上がらない」44%と続きます。
それぞれ、具体的にリスクに感じるポイントとその理由を見ていきましょう。
求職者が事前に知りたいと回答したのは「給与・待遇」「仕事内容」「休日休暇」
上記の不安を元に、求職者が予め知っておきたい情報を伺ってみた結果が下記になります。
何度も繰り返しになりますが、「給与」と「仕事内容」が上位2位を占めています。転職する上でのリスクになる部分は、やはりこの二点です。しかし、求職者の不安は、企業側が丁寧に払拭していくことができれば、逆に大きなアドバンテージになることが、求職者のフリーコメントからも見て取れます。
給与・待遇の優劣ではなく、求職者の不安に真摯に向き合い、正直に対応する。すでに実行されている企業にとっては、当たり前のことと苦言を頂きそうですが、なかなかできないと思っている企業も多いはずです。ぜひ、求職者の気持ちに寄り添い、今後の採用に参考にして頂ければ幸いです。
エン 人事のミカタ 編集長 手塚伸弥
「データで見る!求職者のホンネ白書」。いかがだったでしょうか?転職市場が、いかに売り手市場と言われても、求職者の心の中はいつだって希望と不安が混在しています。だからこそ、求職者のホンネを先読みし、汲みながら採用活動を行なう企業が、良い人材とのマッチングを成功させていくはずです。本特集を参考に応募者をイメージし、求人情報の作成や面接質問を検討していただければ幸いです。