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求職者が転職に感じる不安!「リスクを感じる」91%!
転職することにはリスクがあると思いますか?
グラフ
どんな点をリスクに感じますか?当てはまるものをすべてお選びください(複数回答可)
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※【『エン転職』の会員に対するアンケート結果を元にしています。
アンケート手法:WEBアンケート/アンケート期間:2016年7月1日(金)~2016年7月31日(日)
回答者:9,101名】
最後のページでは、求職者の不安について傾向と対策をご紹介していきます。転職することについてのリスクについては、91%の方が「感じる」と回答しています。懸念するポイントの1位は「転職先がすぐに見つからない」62%。次いで、「思っていた仕事内容と違う」55%。「給与が上がらない」44%と続きます。

それぞれ、具体的にリスクに感じるポイントとその理由を見ていきましょう。
「転職先がすぐに見つからない」不安とその理由
  • 理想を追い求めすぎてしまう。(31歳/岐阜県)
  • 自分のやりたいことにマッチした仕事先はなかなか見つからない。(25歳/愛知県)
  • 都会は沢山求人があったり、つなぎの派遣やアルバイトも豊富だが、田舎はほんとうに数とタイミングが少ない。(33歳/大分県)
  • 新卒時と違って、ある程度のキャリアやスキルが求められるので希望する職種に就けるかどうか、求人案件があるかどうかが共に不透明。(34歳/愛知県)
  • 転職先がすぐに見つからなければ、収入がなくなるというリスクがある。それを回避するため転職先を見つけてから退職しようとすれば退職時期と入社時期の兼ね合いが難しい。(26歳/大阪府)
  • 目標を持ち、達成したいという前向きな気持ちでの転職の決意ですが、なかなか転職先が決まらないと、フレッシュな気持ちを保つこと難しくなる日や自信を持てなくなる日もあるので、少なからずリスクはあると思います。(28歳/神奈川県)
「思っていた仕事内容と違う」不安とその理由
  • 実際に就業してみないと仕事内容や会社内の雰囲気などが分からないため。(33歳/大阪府)
  • ステップアップ、スキルアップを目的に転職した結果、ステップアップに繋がらない可能性がある。(39歳/千葉県)
  • 求人も面接でも企業は良いことしか言わないことが多く、実際の仕事と乖離していることが多い。(25歳/東京都)
  • 転職には時間も労力もかかります。それをかけて、合わない会社に入ってしまった時、また振り出しになると思うと結構辛いです。(31歳/愛知県)
  • サイトに記載されている文章だけでは仕事の内容が完全には把握出来ない。また、職場の環境、人間関係は転職後ある程度経過しないとわからない。(25歳/東京都)
  • 入社して初めてわかることがあると思います。自分は転職後に「こんなしきたりがあるのか」と思ったことがありました。そのしきたりがすごく嫌で、また転職を考えるきっかけになった。(36歳/東京都)
  • 特殊な職種以外は、同じ業界・職種でも、必ずその会社独自のやり方やルールがあります。そこに上手くマッチ出来ないリスクは必ずあります。これは友人からの紹介等でも必ず発生すると考えています。(36歳/京都府)
「給与が上がらない」不安とその理由
  • モデル年収のようになるのか、入ってみないとわからない。(35歳/神奈川県)
  • 違う職種に転職した際の給与や福利厚生が今の仕事より上回るか心配。(28歳/北海道)
  • 同業で経験が活かされないと、給与水準が新卒と変わらない給与所得水準になってしまう。(32歳/山口県)
  • 求人情報の記載条件が詳細不明で、自分の場合は給与、待遇などがどのようになるのか明確にはわからない。(38歳/京都府)
  • いずれ給与は上がるが、最初のスタート期間は少なくなる為、研修期間でも同等の給与を探さなくてはいけない。(35歳/埼玉県)
  • 業界によって給料の高さが違う。食品流通業界にいたので比較的低い給料だったので、違う業界への転職を希望しているが、業界によって更に低くなるか不安。(34歳/東京都)
求職者が事前に知りたいと回答したのは「給与・待遇」「仕事内容」「休日休暇」
上記の不安を元に、求職者が予め知っておきたい情報を伺ってみた結果が下記になります。
転職先を決める上で、あらかじめ知っておいたほうが良いと思う情報は何ですか?(複数回答可)
グラフ
何度も繰り返しになりますが、「給与」と「仕事内容」が上位2位を占めています。転職する上でのリスクになる部分は、やはりこの二点です。しかし、求職者の不安は、企業側が丁寧に払拭していくことができれば、逆に大きなアドバンテージになることが、求職者のフリーコメントからも見て取れます。 給与・待遇の優劣ではなく、求職者の不安に真摯に向き合い、正直に対応する。すでに実行されている企業にとっては、当たり前のことと苦言を頂きそうですが、なかなかできないと思っている企業も多いはずです。ぜひ、求職者の気持ちに寄り添い、今後の採用に参考にして頂ければ幸いです。
エン 人事のミカタ 編集長 手塚伸弥
「データで見る!求職者のホンネ白書」。いかがだったでしょうか?転職市場が、いかに売り手市場と言われても、求職者の心の中はいつだって希望と不安が混在しています。だからこそ、求職者のホンネを先読みし、汲みながら採用活動を行なう企業が、良い人材とのマッチングを成功させていくはずです。本特集を参考に応募者をイメージし、求人情報の作成や面接質問を検討していただければ幸いです。
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