サービス業(他に分類されないもの)の新規求人数が最多。業界別の新規求人件数の推移。
圧倒的に新規求人件数が多いのは、サービス業(他に分類されないもの)。2016年10月には、81,898件の求人件数があり、他業界の追随を許さない求人数となりました。次いで、卸売業・小売業、建設業、製造業が件数上位を占めています。業界としての規模の大きさが窺えます。
一方、ニュース等で人材不足が叫ばれる、運輸業、宿泊・飲食サービス業、情報通信業も求人件数は増加傾向となっています。
業界別の求人件数の推移上昇する有効求人倍率。8つの「職種別」に見てみると?
直近1年での、職種ごとの有効求人倍率の変化を確認します。全職種平均では1.10倍から1.27倍に上昇。代表的な8職種、すべての職種で倍率が上昇していることが見て取れます。特に建築土木技術者は5倍を上回り、採用がさらに難しくなっていることがわかります。
サービス・接客職、介護関係職種、ITエンジニアは2~3倍台をじわりと上昇。該当職種の採用が難しい…と感じている人事担当者の方々には、納得の結果かもしれせん。ぜひ、ご参考ください。
エン 人事のミカタ 編集長 手塚伸弥
今回の特集は、いかがだったでしょうか?全国の有効求人倍率が上昇を続ける中ですが、エリアごと、業界ごと、職種ごとに分けてみれば、採用難易度の高低差がありました。こんな時期だからこそ、採用手法や戦略に関して、人事・採用担当者の力の見せ所です。ぜひ今回の特集を参考にしてください。