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転職を考えたきっかけ。全体の2人に1人は「給与・待遇への不満」
転職を考えたきっかけは?(複数回答可)
まずは、全年代の転職者に「転職を考えたきっかけ(複数回答可)」について伺いました。全体の1位は「給与・待遇への不満」48%。ほぼ2人に1人が回答する結果となっています。 具体的な転職者像をイメージしていただくためにも、以下にフリーコメントを抜粋します。ご参考ください。
「給与・待遇への不満」を挙げた転職者の不満コメント
  • 賞与や昇給がない。
  • 年収をあげたいと思った。
  • 年俸制になり、残業しても残業代がつかない、休日出勤しても、振替休日もとれないし、金にもならない。交通費もつかない。全て年俸制に込み。込みの割には安い。
  • 有給日数を制限されている。昇給しない。
  • 結婚をして、今の給料では大変なため。
  • 功績が認められ、階級は上がっていくのに給料が変わらず、結果、責任だけが増えたため。
  • 残業がなくなり収入が減った為、収入アップの為に転職を希望。
  • 業務縮小により仕事が減り、残業無し、昇給無し、ボーナス無しになった。
いくら仕事を頑張っても「昇給がない」ことを挙げる不満コメントが散見されています。定期昇給がない企業は数多いですが、どこかのタイミングで仕事の成果をきちんと給与で還元して欲しいというホンネが見て取れます。 見方を変えれば、定期昇給や賞与のタイミングがあること、加えて実績を打ち出すことができる企業は、約半数の転職者には転職先として魅力に映ります。募集段階、選考段階できちんと明示していくことは、有効となる可能性が高いと思われます。
「仕事内容への不満」「成長実感が持てない」を挙げた転職者の不満コメント
  • 会社と現場との温度差を感じ、こういうのはどうか、と投げ掛けてもその時は「聞いて」いても何も変わらないし「決まったので」と言われてしまう。
  • 会社の方針が自分の考えに合わなくなった。
  • 自分としては力をかけた仕事について、そこまでしなくても、と上司から言われたことがきっかけです。
  • 自分に合っていないと思っていましたが、何年間か続ければ楽しく思えるかと考えていました。しかし、6年間自分なりに頑張りましたが、楽しいと思えないし、この仕事ならやっていけると思えなかったため。
  • 仕事が少ないため時間を持て余し、やりがいを感じない。
  • もともと化粧品関係の仕事に就きたかったが叶わず今の会社に入社し、日に日に興味のある分野で働きたいと考えるようになったから。
転職のきっかけ2位は「仕事内容への不満」37%。3位は「成長実感が持てない」28%。コメント内容からは、「会社の方針」や「仕事のやりがい」に関して自身と合っていない、または合わないようになってしまったという回答が多くありました。将来に向かってこのすれ違いが改善されないと思うことが、転職活動へのトリガーになっています。

以上が、多かった転職への動機となります。人それぞれ項目の濃淡はあるものの、上記のような傾向があることは、採用戦略策定において人事・採用担当者が押さえておくべきポイントです。もし自社に入社した場合、再現性のある不満にもなりかねませんので、面接選考の際に「その不満は自社でも起こりうるのか、起こらないのか」きちんと確認しておくべきでしょう。