求職者の3人に2人が、面接で「この会社で働きたい」と思った経験あり!
それでは、求職者に嫌われず、「この会社で働きたい!」と思ってもらうためには、どんな面接をすればよいか、考えていきましょう。
「面接を受けて、「ぜひ、この会社に入社したい」と思ったことはありますか?」という質問には、67.1%の求職者が「ある」と回答。3人に2人は面接が入社意欲に繋がっていることがわかります。その理由でもっとも多かったのは「面接官の人柄・印象が良かった」こと。面接官次第で、採用成功の確率が大きくアップすることがわかります。では、面接官のどんな対応が求職者の心に響いたのか、具体的なエピソードを確認していきましょう。
「こんな面接なら入社したい!」求職者に聞いた好感度の高い面接
面接官は「直属の上司」を希望。「会社の課題」まで本音が聞きたい
最後に、求職者が面接官として「会いたい人」と、「聞きたい内容」を伺いました。
面接官として会いたい人のTOPは「直属の上司」76.3%。面接で聞きたい内容では「仕事内容」がもっとも多く、直属の上司になる方から具体的な仕事の内容、やりがい、大変さなどをきちんと聞きたいようです。また、半数以上の人が良い話だけではなく、「会社の課題と感じる点(改善要素)」を聞きたいと回答しています。入社後のギャップを防ぐためにも、面接官として正直に答える必要がありそうです。ぜひご検討ください。
エン 人事のミカタ 編集長 手塚伸弥
せっかく求人情報を発信し、応募者を呼び込んでも、面接が上手くないことで優秀な人材を逃している可能性があります。今回アンケート調査した、印象の良かった面接エピソードからは、時間やマナーに配慮することはもちろん、求職者と対等に向き合い、良いことだけでなく悪い情報まで包み隠さず話すことが採用成功に繋がることが見て取れます。是非、参考にして良い面接を実践してください。