求職者2600人の声からわかった!「ダメな面接、良い面接」
採用を成功させる上で、大きな鍵を握る面接。しかし、ほとんどの面接官は、応募者から「面接の良し悪し」についてフィードバックを受けた経験はないでしょう。
そこで今回は、「ダメな面接、良い面接」と題して、求職者2600人のホンネをアンケート。どんな面接が嫌だったのか、良かったのか、企業側では聞くに聞けない声を徹底調査しました。本特集を参考に、面接力向上にお役立てください。
5人中4人の求職者が、面接で「この会社に入社したくない」と思った経験あり
なんと全体の83.5%。求職者の5人中4人が、面接時に「この会社には入社したくない」と思った経験があると回答しています。その理由として76.3%の人が挙げたのは「面接官の人柄・印象」。どんなに良い会社でも、面接官の対応や発言によって求職者に逃げられている可能性が高いことがわかります。具体的にどんな面接によって求職者は入社意欲が削がれるのか、マズイ面接エピソードを聞いてみました。
求職者の悪い印象につながった「嫌われる面接」1~11
連絡がない・遅い・急すぎる
応募後の書類選考通知や面接日程連絡、面接後の合否連絡を、求職者は不安になりながら待っています。そのため、いつまで待っても連絡がない、連絡予定の期日が守られないと企業の印象は悪くなってしまいます。また、在職中の求職者は、急な面接日の設定は難しいため、配慮をする必要があります。
面接官が遅刻、連絡ミス等により不在
面接担当者に急遽外せない予定が入ったり、スケジュール変更はよくあること。ですが、約束の時間通りにやってきた求職者を待たせる、さらには理由の説明や一言のお詫びもない等は、強い不満に繋がっています。早いタイミングで求職者へ連絡を入れることや、他の担当者への面接依頼などをしておけば防げることでもあります。
面接官の不快な態度・言動
威圧的な態度、上からな言動を不快に感じた方は多く、「会社の顔である人事担当者が嫌な人だと、その会社全員が合わないだろうと感じます」という声も。また、ネット炎上に繋がりやすいのもこの態度の部分。面接官が会社の評判に直結することに注意しましょう。