採用難易度が上がると予測した企業に聞く!参考にしたい「採用競合対策」。
「採用難易度が上がる」と予測した企業が、現時点で検討・実施している、「募集」「選考」それぞれの段階での採用競合対策について伺いました。ぜひご参考ください。
「募集段階」で行なう対策は?
採用広報
媒体の出稿回数を増やす 会社紹介を多角度で整える(HP、SNS、見学など)
学校や求人サイトなど露出を増やす トレンドの求人媒体に広告を出す
お金をかけても様々な媒体で募集
人材紹介
より多くの人材紹介を活用 ヘッドハンティングを使用する
継続的募集と人材紹介ルートとの連携強化
採用フロー
柔軟な採用選考日の設定や、詳しい説明 面接設定の連絡を迅速化
とにかく選考に進める為に壁を低くしている(履歴書は面接当日に持参させるなど) 応募者へのレスポンス向上
人材要件
採用基準の見直し 経験値→人間力 未経験者の採用を行う。新卒採用繁忙期にも中途採用を行う
専門知識のない学生の採用を検討する
社内
給与見直し 待遇の改善・福利厚生の見直し
業界関係、縁故関係等情報を大事に拾う 社員紹介の増える会社・環境づくり
「選考段階」で行なう対策は?
選考スピード
なるべく早く面接日を設定する 会社説明の充実。スピード選考。面接でのスキル確認・人物評価を重視
選考時間の短縮 面接回数の変更 2回⇒1回
選考フロー
夜間・土日面接や即日面接を実施 分母が少ないため、性格を理解する努力など選考・面接の質を向上させる
働きがいを積極的に伝え、賃金面で不利な部分をカバーする ミスマッチのないような条件説明の実施
会社の雰囲気、仕事の内容を包み隠さず丁寧に説明する 面接開始前に会社の概要や社内の様子などを詳しく説明することを始めました。入社後のギャップも少なく、安心して入社いただけているようです。
内定後に再度会社説明を行う、フォロー電話をする。
社内
選考に掛かる旅費を捻出 基本、全員面接
スキルチェック・3Eテストを活用して総合的に判断
各社、旺盛な人材ニーズ有り。採用予定人数の見込みと理由は?
採用予定人数の見込みは?
続いて、2016年に採用を予定する人数の見込みについて伺いました。「採用予定人数は2015年と変わらない」という回答が最も多く全体の47%。「2015年よりも増やす予定」という回答は40%と、昨年から8ポイントも増加しています。
採用人数を増やす理由。トップは「既存事業の強化」70%。
採用人数を増やす理由
採用人数を増やす理由で最も多かったのは、「既存事業の強化」70%。次点の「需要の拡大」は42%となりました。事業拡大の必要性はもちろん、個人消費には停滞感があるもののビジネスでの需要の拡大は確実にあり、今この時点だからこそ採用をする!という企業の気概を感じる結果となりました。また、3位には「退職者の増加」という理由もランクイン。売り手市場ゆえに、社内からの退職者も出やすくなっている状況です。欠員募集の繰り返しは悪循環を生むため、既存の社員を定着させる、辞めさせないという意識は、2016年も持ち続ける必要があります。
採用人数を減らす理由。既存社員の定着を目指す企業が増加。
採用人数を減らす理由
採用人数を減らすと答えた企業の理由で、最も多かったのは「2015年の採用における人員充足」58%。昨年に採用できた企業は「既存社員の定着率向上・強化」を行ない、人が辞めない組織への改善に軸足を置いていくようです。

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