人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
ぜひ入社していただきたい人材と出会えるものの、内定辞退されるケースが増えており、面接での魅力づけについて、考え直しています。辞退に効果的な「面接」について教えてください。
売り手市場にあっては、面接を通じて魅力付けを行い、応募者に「ここで働きたい」と思ってもらうことが外せないポイントになりますね。
魅力づけとは、貴社の社風、仕事内容や仕事の進め方、処遇などの「特長」を応募者にとっての「ベネフィット」となるように伝えることです。ですので、まず貴社にどのような「特長」があるのかを整理し、まとめてみてください。一方、その応募者にとって、何がベネフィットとしてヒットするかを見極めるためのヒアリングが必要です。
どんな理由で転職することになったのか、から「転職で実現したいこと」など、希望を聞いて、自社ではそれがこう活かせる、こう実現できるということを伝えるといいですね。
こういった有効な面接を行うためには、まず雰囲気づくりが大切です。雰囲気が良くなると、応募者が不安に思っていることや本音を引き出しやすくなります。雰囲気づくりをするために、一緒に働く現場の人を交えることも、盛り上がるという点で効果的です。
また、良い点だけを並べるのではなく、納得すべき点は納得してもらい、腹をくくらせることも大切です。最後は自分で決めてもらうことが、入社後の活躍や定着につながります。