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嗚呼、サービス残業...退職のきっかけ3位は「残業、休日出勤が辛い」

多くの応募者から退職理由を聞きますが、心からのホンネを聞けていない気がします。
参考にしたいため、調査結果などあれば教えてください。

A

応募者の退職理由が釈然としないという悩みは、多くの人事から聞かれます。

優秀で、採用したい経歴やスキルを持つ応募者の場合には、確かにはっきりさせたいところです。しかしなかなか企業を前にして、不満をさらけ出す応募者は少ないもの。

そのため、今回は求職者6355名に聞いた退職のきっかけと具体的なエピソードをご紹介します。

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■退職を考えたきっかけ3位は、「残業や休日出勤が多くて辛かった」(28%)
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アンケート回答を頂いた約6,000人のうちの約3割は、残業や休日出勤の不満が、退職のトリガーになっています。


具体的なエピソードでは、
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●朝8時30分から仕事が始まり、終わるのが翌日の朝6時ということが隔週の週末に必ずあった。繁忙期は帰れない日があったりした。今はだいぶ緩和されているが、それでも日を越えそうになることはザラにある。(29歳/東京都)

●毎月の残業と休日出勤が合わせて140時間以上あり、管理者のため残業代も出ずにサービス残業が当たり前の状態で、必然的に体調を壊し退職を考えています。(34歳/埼玉県)

●休みが年間で110日とあったが一ヶ月も休みがないことがあり体調が悪くなってしまった。(35歳/千葉県)
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休日休暇の問題も、退職理由として多くなっています。退職のきっかけが「休日休暇」と聞くと、一瞬人事としては躊躇するかもしれませんが、上記のような法律に抵触するような企業もあることを踏まえ、きちんとエピソードまで聞くことが重要になります。ご参考ください。


<監修>-------------------------------------------------------------
手塚伸弥|『人事のミカタ』編集長/第二種衛生管理者/認定心理士
2001年から人材系企業にて求人広告・採用広報ツールなどのコピーライター、クリエイティブディレクターを経て、2014年エン・ジャパン入社。以後、編集長として採用・人事労務・雇用関連の調査や情報発信を行なう。
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