人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
多くの応募者から退職理由を聞きますが、
心からのホンネを聞けていない気がします。
参考にしたいため、調査結果などあれば教えてください。
応募者の退職理由が釈然としないという悩みは、多くの人事から聞かれます。
優秀で。採用したい経歴やスキルを持つ応募者の場合には、
確かにはっきりさせたいところです。しかしなかなか企業を前にして、
不満をさらけ出す応募者は少ないもの。
そのため、今回は求職者6355名に聞いた退職のきっかけと
具体的なエピソードをご紹介します。
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■退職を考えたきっかけ第2位は、「評価や人事制度に不満があった」(37%)
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「評価や人事制度に不満があった」ことが、退職のきっかけになっている
人は全体の37%。評価されないことが退職のトリガーとして多くなっています。
具体的なエピソードでは、
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●評価の仕方が感情的な好き、嫌いによって行われる。
何かにつけて個人の責任となり、部下は捨てゴマ状態。
(ゆうさん/31歳/北海道)
●昇進・昇格が公平に行われず出来レースだったため。
また、契約社員は一律正社員雇用に春から人事制度が変更したが、
退職金やボーナス、人事評価など最終決定しないまま制度が移行したため、
不信感がつのってしまった。
(daruiさん/33歳/千葉県)
●上司が変われば評価が変わる会社だから。
(もんちさん/35歳/沖縄県)
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せっかく仕事を頑張っても、報われない評価制度や、
昇進、昇格につながらないことは、働く上では苦しい部分でしょう。
面接の際、
応募者の前職、もしくは現職での上長からの評価や、
表彰履歴などを聞き、その反応によって、退職理由を把握することが可能です。
退職理由を会社や制度のせいのみにしている場合は、注意が必要でしょう。
ご参考ください。