人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
先日、弊社のエース社員が突然不調を訴え休職しました。
また他にも社内で、心身の不調を訴える社員が増えております。
退職につながるケースもあり、早めにケアをしていきたいのですが、
現場では不調に気づかれないことが多く、人事として頭の痛いところです。
現場の社員でも気づきやすい具体的な体調不良の兆候・サインがあれば教えてください。
社員の心身不調は、下記のような兆候が現れたら
ケアすべき状態だと言われています。
---------------------------------
●欠勤が増えてきた
●遅刻が増えてきた
●早退が増えてきた
●会議での発言が減る
●残業時間が増えた
●働き過ぎ(限界まで頑張る)
●仕事の能率が落ちた
●簡単なことが決められない、決断できない
●忘れ物が増えた
●仕事のミスが増えた
●仕事上の人間関係トラブルが増えた
---------------------------------
上記のような兆候が社員に見えたら注意が必要です。
直属の上司、管理監督者はもちろん、人事担当者は
社員を注意深く観察し、必要であれば話を聞き、
病院の受診を進めることが大切です。
現場から離れた人事担当者でも、タイムカードによって勤怠不良を
確認できる場合がありますし、社内で該当社員とすれ違った際、
「以前と雰囲気が変わった」「急に痩せた」「身なりを気にしなくなった」など
外見面に起きる変化に気がつくことができます。
現場の上長などと密に連絡を取り、対処を検討して下さい。
特に「几帳面で仕事熱心、対人関係では律儀で誠実、責任感が強い」人ほど
遅刻や欠勤が増えることで無言のSOSを発信している可能性があります。
疲れているのに眠れないだけ、と不調を自覚していない可能性もありますので
まずは、本人の話を聞き、本人の自覚している「症状」に着目し、
場合によっては病院の受診を進めましょう。
ご参考下さい。